▼連載はこちら
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(1)
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(2)
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(3)
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(3.5)~ひとやすみ・前編~
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(3.5)~ひとやすみ・後編~
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(4)
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(5)
・夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(6)
もくじ
最後まで読んでいただきありがとうございました
「夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話」
約一週間かけて続けてきた連載、無事に完走することができました!!(;∀;)
最初は3回くらいに分ければ終わるかな~なんて考えていたのに、終わってみれば8記事にも渡る壮大な連載になってしまいました笑
今日は見守ってくださった皆様への御礼をこめて、連載を終えた今思うことを書いてみたいと思います。
5年間で得た気づきをまとめました
この連載では、自分の思考パターンや幼少期の出来事を振り返るうちに、自分の抑うつの原因と思われる「自己無価値観」が、過干渉気味の親との確執に由来することに気が付くまでの経緯を書いています。
この連載、頭も心もフルパワーで稼働させて書いたのでかなりキツかった日もあるんですが、自分でやると決めたことをやり遂げられたので今は満足しています。達成感ってこういうことをいうのか・・・(←被過干渉のこどもあるある?
執筆に費やした時間は1週間ですが、実際は私が社会人になってから約5年間かけて自分を振り返ったりカウンセリングを受けたりする中で発見したことを、要点だけかいつまんでまとめた、という感じです。
つまり根源とみられる「過干渉」にたどり着くまで、私の場合は5年という時間がかかったということ・・・(´д`)
しかもまだたどり着いただけで、これから乗り越えなくちゃいけませんからね。それだけ根が深くて、表からは見えない部分に巧妙に隠されていたのだなぁと思います。
連載中の2つのおどろき
この一週間ブログを書き続けるなかで、大きく驚いたことが2つありました。
ひとつは、周りの人達からの後押し。
正直連載を始めた当初は、「こんな自分を見せたら人は離れて行くんじゃないか」と怯えながら投稿を続けていました。
でも、実際に感じたのは「こんな自分でも応援してくれる人がいるんだ」という驚きでした。
心配しつつも見守ってくれていた人にこんなこと言ったら、そんなの当たり前だろ!と怒られるかもしれません。でも、本当に「驚き」だったんです。
この辺りの怯えについては第5話で特に触れましたが、とにかく私は周りの人の目が怖かったし、一挙手一投足に何か言われるんじゃないか、と常に気にしていました。つまり、周りの人達を全く信頼できていなかった。
でも、ブログを更新するたびにTwitterで記事を拡散してくれる方、本気で心配のメッセージをくれたりする方、そんな人たちの姿勢に触れて、心の底がなんだかじーんとしました。これが本当の信頼から生まれる感謝というものなんでしょうか。
そして同時に、今までそんな温かい人達のことが見えてなかったんだなと反省もしました。この経験もまた、自分の価値観を変えるきっかけになりそうです。
過干渉は社会的にも関心が高まっているテーマだと感じた
もうひとつの驚きは、連載の内容に共感してくれる人の多さ。
「めちゃわかる」「まるで私のことかと思った」という声が、私の想像以上にたくさん見受けられました。
特に過干渉の話に触れる第4話や、その中で紹介したカーリングペアレントについての過去記事は、「これうちのお母さんだ!」という声がとても多く届きました。(ちょうどこの日偶然、NHKのテレビ番組「ねほりんぱほりん」で過干渉な親がテーマとして取り上げられていたので、それも追い風になりました)
※参考「2017年12月6日(水)放送のねほりんぱほりん・まとめ|togetter」↓
過干渉の母娘の闇を描いたドラマ「過保護のカホコ」は記憶に新しいですが、こういった番組がよく放送されるようになっているところからも、社会的にも過干渉についての関心は高まっているように感じます。
過干渉の厄介なところは、やっている親側も、受けている子供側も自覚がないこと。暴力やネグレクトなどの「わかりやすい虐待」とは逆に、外からは何の問題もない優しい親・幸せな家庭に見えてしまうし、本人たちも「自分たちには何も問題はない」と信じ切っちゃってるので、闇が表面化しにくいんです。
だからこそ、今回過干渉に気付いた自分が身をもって体験談を書いたことには意義があったと信じたいです。「私かと思った」と言ってくれた方へ、少しでも気付きや救いになればいいな。
みなさんの後押しのおかげで続けられました
というわけで、連載を書きながら感じた2つの驚きについて、思ったことを書いてみました。
本当に、ブログを読んでくれる皆さんの後押しがなければここまで書き上げることは出来なかったかもしれません。
特に、この連載を始めるきっかけを下さったjMatsuzakiさん(@jmatsuzaki)、新井玲央奈さん(@reo_arai)の存在は、とても励みになりました。それぞれのブログやTwitterで連載を紹介してくださるなど、強力なサポートも大変有難かったです。
連載を書きながら得た気づきはまだまだたくさんあるので、今後少しずつまとめていこうと思います。今後の私がどう変わっていくかも、引き続きこのブログを通して見守っていただけると嬉しいです。
というわけで、連載を最後まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
コメント