夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(1)

挫折と悩み

とうとう重い腰を上げて「ドキュメンタリーブログ」を書く決意をしたよ

x.com

x.com

憧れのjMatsuzakiさんを顎で使うかのようなこの軽さ・・・!私も随分図太くなったもんだ・・・(´ω`)

というわけで、今まで書こうとしても精神的に抵抗が強くて書けずじまいでいた「私のドキュメンタリー」、もとい病んでいる部分、もとい私の人生の失敗談を、今回頑張って表に出してみようという試みです。

自分としては想像以上にどす黒い文章になったので公開するのがかなり怖くはあるんですが、無事jさんの後押しという名の勇気を(狙い通り)得ることができたので、腹くくってさらけ出してみます(`・ω・´)

物語をはじめるまえに

これからブログに書いていく文章は、どうしようもなく気持ちが沈んでしまい、自暴自棄になったときにスマホに書き綴った気持ちの吐き出しに加筆したものです。

書いていくうちにどんどん思いが膨らんで、気が付けば現時点で7,600字にもなってしまいました(多分まだまだ増えていくと思います)

あまりにも多いと読むのも疲れると思うので、何回かに分けて小出しにしていくつもりです。

最初に断っておきたいのですが、これをブログという形で不特定多数の人に公開するのは、同情してもらいたいとか、不幸自慢したいとか、悲劇のヒロインっぷりをアピールしたいとか、そんな目的は一切ありません。ただ、自分の気持ちを書き出すことで整理し、人に自分の弱い部分を見てもらうことが自分の回復に必要だということを感じたからやるだけです。完全に自分のためにやってます。

これからの文章を読んで、心配してくれる人もいれば、胸糞悪くなる人もいるでしょう。私のためを思ってアドバイスや叱責をしたくなる人も大勢いると思います。

けど、今の私はそれらの一切を欲していません。後でも書きますが、今までそういう心配やアドバイスや叱責の言葉の99%は自分で一度は頭に巡ったことのある言葉たちばかりで、救いになったためしがほとんどありません。むしろそれがわかっているのに動けないでいるから困っているんだよこっちは、とせっかくのお気持ちに苛立ちを募らせて終わる、という誰も得しない結果にしかなったことがありません。

ただの心配ですら、今の私には自分を責める材料にしかなりえないので、どうかそっとしといてください。

私がこの辛い状況からこれからどうやって這い上がっていくかを、ただ見守っていてくれること。それだけが今の私がこれを読むあなたに望むことです。

それではいきますね。

失敗に終わった「1度目の」挑戦

私は23歳のとき、新卒で入ったIT会社を1年3ヶ月で退職した。

「自分の好きなことを仕事にする」という夢を叶えるために。

当時この決断をした時、怖さはあるけど迷いはない、と日記に書いたことを覚えている。まだ若さもあって、失うものも何もないと思っていた。あの頃の私には勢いがあった。

それから3年半が経った今。その挑戦は見事に失敗したと言わざるを得ない状態になってしまった。

こんなこと認めたくないし、こんなこと言ってる自分が情けなくて死にたさ半端ないけど、もう大、大、大失敗だと認めざるをえない。それくらい、自分の心と身体はもう限界。

ほんとはずっと前からわかってたことなのに、それだけ自分の無能さを認めたくなかったってことだろうな。

悪化した心身の状態

正直、今の自分の心と体の状態は会社員1年目で抑うつ状態になった時よりも悪い。

あの頃は気分の落ち込みが酷い、訳もわからず涙が出る、という精神面の症状のみに留まっていたけど、今はそれに原因不明のめまいやのぼせ感、頭全体に湿疹が出る、慢性的な肩凝り、不眠症など身体症状がプラスされている。かれこれもう1年半くらいにはなるかな。

抑うつ状態は会社を辞めた後に一度は寛解とされたのだけど、どうやらそこからまた坂道を下るように調子が悪くなっていったらしい。

時系列を整理すると、就職した年の冬に抑うつ → 就職2年目の夏に辞める → 寛解してそこから1年ちょっとは順調 → 3年目の半ばから抑うつ気分の再発、身体症状が出始める → 4年目になるとめまい等がプラス、そのまま改善せず1年半ほどが過ぎて今に至る・・・ってとこか。

うん、完全に再発してる。というか、やっぱり悪化してる。

労力の割に報酬が少ない仕事ばかり選んでしまう謎の習性

でもその間も、私は特に「ゆっくり休む」ということをせず、あくまで健常者のように振舞って日常生活を普段通り続けていた。

理由は大きく2つある。まず現実的な問題として、そうしないとお金が稼げないから。生活出来ないから。

でも、何故か働けども働けども収入は伸びなかった。

というか、自分への無価値感、自信のなさがモロに出ているせいなのか、無意識に 「そもそも大したお金にならなそうな仕事」もしくは「かける時間と労力の割にリターンが少ない仕事」ばかり選ぶ癖がついていた。

時給換算すればその辺のコンビニバイトよりも安い報酬での演奏。弾いている時間よりも片道の移動時間の方が長い仕事。丸一日家を空けていたのに、交通費を差し引けば一日の稼ぎは5千円にも満たない仕事。今受けている演奏の仕事だけピックアップして振り返っても、なぜかそんな仕事ばかり私は引き受けている。

完全に「都合のいい女」状態だなこれは、とうっすら思っているものの、「どうしても人がいないんです~」と泣きつかれてしまうと行ってしまう癖がついている人間なんだな私は、と自分自身で呆れる。

そして「無理なお願いでも頑張って引き受けてくれる人」になって感謝されることでやっと自己価値を確認しているんだ、と書きながら気が付いた。

更にその姿は、「周りの人の世話ばっかりで自分の時間がなくて大変なのよ~」と愚痴をこぼしつつ「いい人」をやめられない自分の母親の姿そのままだった。背筋が凍る。

x.com
x.com
x.com

【Next】>>夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(2)

コメント

  1. […] 夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話(1) […]

  2. […] 以前、私が自身のブログで書いた「夢を追って会社を飛び出した結果、抑うつ症を再発させたとある20代女のお話」という連載をjMatsuzakiブログで紹介いただいた縁で、この度こちらに寄 […]

タイトルとURLをコピーしました