過干渉ここに極まれり。私の母親は周りの人間を子供化させる天才だった(1)

毒親・過干渉

自分の周りの人間を子供化させる能力?

自分の心の問題、および親子関係改善のために母親観察を続けていてふと気づいたこと。

それは、「母親は自分の周りの人間を子供化させる能力」を持っているということです。

どうもこんにちはmiso(@miso35miso)です(・∀・)

子供化させる能力と一言でいってもなんのこっちゃ(´д`)ですよね。これから説明しますね。

ちなみに「子供化させる能力」で真っ先に思いついたのはボニーちゃん。最近ONEPIECEまったく読めてないけど元気かしら・・・↓

「世話を焼かなきゃいけない状況」を作る天才

子供化させる能力とは、ズバリ言い換えれば「自分が世話を焼かなきゃいけない状況」を引き寄せる能力です。

このスキルがね、私の母は天才的に高い。母を見ているとそんな風に感じるんです。

私の母がカーリングペアレントになってしまったのもここに通じるものがあると思っているんですが・・・↓

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結論から言うと、母は「あなたが居てくれると助かるわ、ありがとう!」という言葉をもらうことで、自分の自尊心を守っている人間です。

そのためなら、いくら自分のことを後回しにしても構わない。大変な思いをしてぶつくさと文句を言いながらも「こんなに大変な思いをしながらもみんなのために頑張ってる私って、なんて健気なんだろう」と思うことで自分の価値を確かめているんだろうなと思います。

具体例①:母と祖母の関係より

具体例を挙げて説明しましょう(・ω・)

たとえば母は、自分の母親(私の母方の祖母)と義父(私の父方の祖父)の世話が大変だということをよく私にこぼします。

祖母も祖父も一人暮らし。ただ両者とも介護が必要というわけではなく、ある程度一人で身の回りのことはこなせます。祖父なんか朝は毎日車を乗り回して喫茶店でモーニング、パソコンやスマホも勉強し、老人会の集まりやら旅行やらでずっと家を空けているくらい元気なお爺ちゃんです(笑)

とはいえ、やっぱり高齢の生活には色々と不便なことが付きまとうようで、何かあれば2人とも真っ先に私の母に頼ってきます。

特におばあちゃんの方は実母ですし、もともと祖父(母方のね。他界してます)に頼りっきりだったというのもあってお母さんは心配でなりません。不安で放っておけないのか、1から10まで世話を焼きに行くのです。自分の時間ないわ~と後で盛大に愚痴るのに。

実際おばあちゃんも一人でいるのが心細いのか、母に対して「あんたがおってくれてよかったわぁ、あんたがおらんともうなんもできひんわぁ」とよく言っています。あぁぁ火に油注いでるぅぅ(´д`;)←my心の声

まるで子供のお守りのようだ

病院に行ったり、どこかへ出かけるという時も、おばあちゃんは片時も母のそばを離れようとしません。母も母でおばあちゃんが心配だから、自分のそばを離れさせようとしません。

ピッタリ横について「ほらおばあちゃんちゃんとして!」「こっち行くよ!ついてきて!」とずっと手を引いています。そんな二人を見ているとまるで幼稚園児の子守りをしているように見えてくるんです。

そして子供のようにマイペースなおばあちゃんが100%言うことを聞いてくれるわけでもなく、次第にイライラして「なんでちゃんと言うこと聞いてくれないの!」と癇癪を起こし、「もう毎日大変やわー」という愚痴を私や父に漏らすというのが彼女のルーティンなのです・・・(´д`)

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