「親への怒りや不満を吐き出すワーク」をやってみた感想
先日、私が生まれて10000日目を迎える日に「親への怒りや不満を吐き出すワーク」を実行したことを書きました。
今まで「いい子」でいた私が親の支配から脱却して、真の意味で自分の人生を歩くためには、まずこうやって溜めてきた怒りの感情をすべて出し切る必要がある、というカウンセラーさんのアドバイスを実行したものです。
このワークでは、親に言いたくても言えなかったこと、ずっと抑えつけていた怒り、悲しみについて、思いついた言葉をひたすらに、何も考えずに紙に書き出していく、ということをします。どんなに汚い言葉でも、直接言うのは憚ってしまうような言葉でも、頭でストップをかけずにとにかく書き殴る。
そうすることで、子供の頃に置き忘れてきてしまった感情を思い出し、発散させることが可能になります。
書けば書くほど芋づる式に記憶がよみがえった
この吐き出しワークの面白い所は、最初はどんなことを書けばいいのか曖昧だったのが、なんとなく筆を進めていくうちにどんどん自分の中から言葉が沸き上がってきたことです。
始めは本当にただ淡々と、黙々と書き連ねていましたが、次第に気持ちが高ぶってくると書くスピードも速くなり、文字もどんどん荒れてきました(まさに書き「殴って」いた)。
ペンを握っている手にも力がこもって、顔は自分では見えないのでわかりませんが、多分鬼気迫るものがあったんじゃないかと思います。
で、そうやっていると、不意に「泣きポイント」が現れる時がありました。自分でもそれがいつ来るかなんて予想できないんですが、その時に書いていた内容こそが、それだけ怒りや悲しみを抑圧してきた、自分にとっての重要ポイントです。
「泣きポイント」が現れた時は、ペンが走るスピードが一層高まります。あふれ出る怒りに任せて書いてますからね。そしてもう涙で書き進められない、と思ったら一旦書くのは止めて、わんわん泣いて気持ちが発散するのを待つ。落ちついたらまたペンを握って、また思いついたことを書き綴る作業に戻る・・・の繰り返し。
正直かなりしんどい作業ではありましたが、こうやって芋づる式に記憶と感情がよみがえる、という点からも、過去に消化し損ねた感情は消えるのではなく、ずっと自分の中に残り続けるんだなぁ、ということを身をもって経験することができました。
吐き出した想いを読み直して、記憶を振り返っていく
というわけで、思いの丈を書き綴り続けて出来上がったのが9枚の用紙たち。
親への怒りを吐き出すワーク、今日の所はこれくらいで勘弁しといてやろう…でもまだ残ってるからもう何回かに分けてやろう_(:з」∠)_
くそぅなんで私がこんな事せなあかんねん_(:з」∠)_
ちな紙はA4 pic.twitter.com/Fy8CrDDBFK— miso@8/3 LE音楽会 (@miso35miso) April 15, 2018
このワークをやるだけでもスッキリはするのですが、吐き出すだけで放置してしまうのは片手落ち。
むしろここからが本番で、ここに書き出したことをさらに整理し、自分が本当に望んでいたことや自分の本当の気持ちを探り、今後の自分の在り方に活かしていくこと。これがこのワークをやる意義でもあります。
というわけで、ここからはこの吐き出されたぐちゃぐちゃの想いの中から、私の心の声を拾い上げて行く作業です。
まぁただ、1回ワークをやっただけで既にA4用紙に9枚分ありますし、その9枚に書きつけられた文字には何か「怨念」のようなものすら感じて、自分で書いたくせに読み返すのがかなりキツい(´д`;)
例の親への怒りを吐き出すワークのまとめなう。殴り書きのほうの闇が深すぎて読み直すのも息苦しい…_(:з」∠)_ pic.twitter.com/jhNih6y4BG
— miso@8/3 LE音楽会 (@miso35miso) April 19, 2018
とりあえず、今ノートに箇条書きでポイントを拾い上げていったところです。
今後はここから更に一つ一つを深堀りして、このブログに記事として整理していきたいと思います。特に「泣きポイント」についてはかなり重要な感情が眠っていた所ですので、重点的にやっていきたいなと。
でも、今まで抑えつけてきた自分の負の感情をやっと表に出すことが出来たということで、やっている最中は不思議と快感のようなものも感じることができました。ようやく自分の心に向き合えたという感じで、やってよかったなと思います。
コメント