キングコング西野さんの「魔法のコンパス」を読んでみました

読書

突然ですが、私の趣味はミスドで読書することです

別にミスドである必要はないんですけどね(・ω・)

[img]

とにかく、カフェに籠って本を読むのが、私の至福の時間。もとい、瞑想の時間とも言います。

瞑想って、ただただ目をつぶってじっとしてることだけじゃないと思っていて、私は広い意味で、「周りが見えないくらい没頭する、好きなことに集中する」ということを瞑想状態と呼んでます。

うまく出来るとこっちの世界に戻ってきたときの頭のスッキリ感が気持ちいいんですよ( ´ ▽ ` )やりきった!!って感じで笑

一日自由に使えるオフの日は、夕方くらいに駅前のミスドで読書をすることを目標に、うりゃりゃりゃっとデスクワークを進めます。

後で自分に何かご褒美を用意することで結構タスクの進み具合が違います。私の場合。

あれ、オフなのに仕事してる・・・(゜д゜)??まぁいいや笑

今日のお供はコチラ。キングコング西野亮廣さんの「魔法のコンパス」!

book1

ある日「この本読みたい」とつぶやいたら・・・

キンコン西野さん。最近かなり気になっている人です。もともとお笑いは好きなんですけどね。

先日「この本読みたいなー」とTwitterで呟いた直後、カフェで隣に座っていた人がまさにこの本を読んでいてビビり、さらにその直後、まさかの著者ご本人様に呟きを拾われるという、何かとディスティニーを感じた本。

 

[img]

きゃぁぁぁ!!ご本人様ぁぁ!!!(゜д゜;;)

 

もちろんこの後本屋へ直行しました

文字が大きい&余白が多いこともあって一気読みしちゃったんですが、まず感じたことは西野さん頭いい。

というか着眼点がいちいち面白いんだ。陳腐な表現しか出来ないのがちょっと悔しい・・・(´・ω・`)

素でPDCAサイクルを回しているだと・・・!?

読みながらどこにすごさを感じたかって、既成概念や常識を疑って「問い」を作り、それに対する「仮説」を立てて、実際に動くことでその仮説を「検証」し、そこで得た経験をさらに次の「行動」へ移していく、この輪っかを先手先手を読んでどんどん回していってるところ。

社会人のみなさん、コレ新人研修で習いましたよね、「PDCAサイクル」という名で。あーなつかし。

この人、好きなことだけやりたいようにやってるように見えて、実はめちゃくちゃこのサイクル回してんじゃん、と。

読んでて舌を巻きましたし、正直悔しくもありましたね。やっぱり成功する人はここまでやるか・・・って。しかも素で。←これが一番くやしい笑

本の中には西野さんがこれまで開いた個展やイベントのことやこれからやりたいことが書いてあるんですけど、全部の裏側にこのサイクルが見事に機能しているのが本を読んでいて感じられました。

常に多数の人々が見ている点の一歩先、ないしは一歩前に着目し、そこに面白い仕掛けを施す。もはや読んでて痛快でした(´д`)

そして、これがまさに「やりたいこと・好きなコトだけを詰め込む」生き方なんだなぁと。こんな風に生きられたらさぞかし人生楽しいだろうなぁ。

「芸人」として生きていきたい

・・・っと、うらやむだけではこの本を買った意味がないので、何かちょっとでも自分の生活・生き方にもこの人のエッセンスを取り入れていきたいですねぇ。

特に私は先ほどのPDCAで行くところの「検証」をそんなにやってないなぁと気付かされました。要はやりっぱなしなんだなあっはっは(・∀・)笑

やりっぱなしでもそこそこレベルには持っていけるんですが、そこそこレベルから一つ前へ進むにはちょいと工夫が必要ってことですな。そこは気付きがあってよかったなと思います。

ちなみに、「はじめに」に書いてある西野さんの「芸人の定義」が、私が常々思っていたこととかなり近いばかりか、ものすごく腹オチする形でスッキリ言語化して下さっていてビビり倒しました。

しかし僕の考えは、岡村さんや世間の皆様のそれとは少し違っていて、進学校を卒業し、皆が大企業に就職していく中、「俺、芸人になる」と言っちゃう奴や、あと2年も働けば退職金をもらえるのに、その日を待てずに「沖縄で喫茶店を始める!」とか言っちゃうオヤジ・・・そういう人達が、その瞬間にとっている”姿勢”および、”そういった姿勢をとる人”のことを「芸人」と呼んでいる。

出典:魔法のコンパス はじめに

 

え・・・私のことですか?

前半部分とかまんま私でんがな。

そう、でもたしかに、音楽家という職業としてのアーティストではなく、人生そのものをアートのように生きる・・・そんな風な生き方が出来たら素敵だなぁと思っていた私に、この一節はかなり刺さりました。そしていたく安心したものです。だってそれでもいい、って肯定されたみたいだったから(´・ω・`)

そして「おわりに」の「大丈夫。きっと上手くいくよ。」思わず涙(`;ω;´)ウッ

・・・というわけで、すぐ読み終わっちゃいましたが、ホント買ってよかったです。好きなことをを仕事にしたい人には特にオススメします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました