「やりたいこと」が「やらなければいけないこと」に変わってしまった失敗談
私はよく「やりたいこと」が「やらなければいけない」ことになってしまう、という状態に陥ります。
それが大きく如実に表れた体験談があるのですが、今日はそれについて当時を思い出しながら文章を書いてみたいと思います(´ω` )
この経験から具体的に気づいたことについては後半にまとめて書いていこうと思うので、まずは事の顛末を聞いてください。
心理学を仕事にしたくて箱庭療法のスキルを身に付けた
私は現在、主にピアノを使ってお金を頂いていますが、「心理学」にもとても関心があります。もともと大学で学んでいたことも音楽ではなく心理学です。
このブログを立ち上げたのも、過去に自身がうつに片足を突っ込んだ経験があり、その時の気づきやそれ以降心について学び考えたことを世の中に還元したいという想いがあってのことでした↓

そして、本格的に心理学をもう一つの自分の仕事にしたいと思い立ち、箱庭療法を中心としたユング心理学の心理療法を学ぶために半年間社会人スクールに通ったりもしました。

↑この記事は入学前のセラピー体験について書いているのですが、その後そのまま入学し、一通り箱庭療法についてのスキルを身に付けました。
問題はここからでした。スキルを身に付けたはいいものの、そこからどう「収入」につなげていくか。これは心理学に関わらず、あらゆる分野で個人事業主にとっての悩みになることだと思います。
実際に箱庭セラピーを使って収入を得るチャンスが舞い込んできた
ただ私はラッキーなことに、スクールの講座を終えて間もなくして、セラピーをやる場所を提供すると申し出てくれる人が現れたのです。
その人はもともと個人でお店をやっていて、店の定休日なら場所を貸すことが可能であると。いくらかの場所代を払って、そこで私がセラピーをやる形ならば、ゼロから場所を探すよりはかなりハードルは低いです。しかも事業主としてもその人は大先輩なのでスタートアップや集客のノウハウもある程度提供することが出来ると。
私にとっては願ってもないチャンスが転がり込んできたようなもの。ただ、出来すぎた話でもあるし、本当に自分がやり遂げられるのか?という不安も少なからずありましたが、最終的にはやってみなきゃわからん、ということで承諾し、セラピー事業をオープンさせるプロジェクトがスタートしました。
今思えば、この「本当に自分がやり遂げられるのか?という不安」こそ、私が本当に取り組まなければいけなかった課題であり、その不安を放置したまま手を付けるべきでなかった話だな、と思います。結論からいうと、結局このプロジェクトはこの不安によって頓挫することになってしまったのですから。
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