箱庭療法を受けてみた!
もう3ヶ月以上も前の話ですが、「箱庭療法」というものを体験したことがあります。
箱庭療法とは心理療法のひとつで、A4サイズくらいのクッキー缶みたいな箱にミニチュアとか人形とかを自由に配置して風景を作っていくというものなんですが詳しくはコレ読んでください(・ω・)
要は人が作るもの、表現するものには深層心理・無意識と言われるようなものが知らず知らずのうちに反映されているものだ、という説を前提として、作った作品から自分の心を客観視することで自己変革につなげましょう、というものです。
半年ほど前から、受けるだけでなく自分でもカウンセリングが出来るようになりたい!と思うようになり、昨年10月にとあるスクールに説明を聞きに行ったんですね。
もともと大学で専攻していたのは心理学だったんですが、より実践的な手法を学びたいと思って・・・(・ω・)
その時に、こんなことができるようになります、と例示されたのが箱庭療法、というわけ。
カリキュラムの説明前に実際に体験させてもらえるということだったので、そういうことならと挑戦してみました。箱庭(・∀・)
こんなのができました!
とりあえず、完成したものを見て頂きましょう!解説は後ほど。
先生が私の作品をパッと見た感想は、
でした笑。うん、なんか花を沢山置きたかったんです。
箱は内側が青く塗られていて、砂だけがが入った状態で手渡されました。
その砂を横に固めて青い底面を覗かせることで海、川などの水辺も表現できると。
もちろん全面砂にしてもOK。自分の世界観の赴くままに。
ミニチュアもたくさん種類があって、好きなものを選んで使っていいことになってます。今回使わなかったけど人、車、建物などの人工物もあったし、電話、タンス、やかんなどの小物系とか。なぜか一体アン◯ンマンが紛れ込んでた笑
最初はまっさらな箱を前に「何作ればいいんやろ?」と戸惑うのですが、とりあえず何かひとつ置いてみるとそこから色々想像が膨らんで、いつの間にか楽しくなって黙々と集中しちゃってました。作ってる最中の写真がないのはそのせいです。爆
箱庭のストーリーを作ってみよう
完成したところで、カウンセラーの先生と一緒に分析を行っていきます。
進め方としては、先生が「これはどんなイメージで置いたの?」という感じの質問を投げてくれるので、それに答えながらストーリーを作っていく感じ。
こんなかんじ。これ、もともとそういうストーリーを想定して人形を置いたわけではないです。ですが、出来上がったものをじっと眺めていたら勝手にストーリーが口からべらべら流れ出てきた、という感じで、なんとも不思議な感覚でした。
設置した時はこんなイルカの傷なんか全然気づきもしてないんですけどね。
というか、イルカの人形は2種類あって、もう一方は周りの石と似たようなキラキラした綺麗な透明の素材だったんですけど当時の私はこちらのボロボロイルカを選んでたようです。今思えば、その時から既に無意識レベルでイルカと自分を重ねて見ていたのかも(´д`)
ここから、退職してから今まで、何とかピアノでお金が稼げるようになろう、前へ進もうと一人で頑張ってきたけど、思った以上に自分は疲弊してるらしい、という分析をしました。
このビー玉は何を表している?
こんな風に自分が意識して置いたものはパッとストーリーが出てきたりするんですが、思ってもみない質問がくることも。例えば、
みたいな。
と思いつつ、じっとビー玉と睨めっこしていると先生から助け舟が。
でたー!承認欲求!!笑
プラス、心のどこかで自分は一人前じゃない、欠落している部分がある、このままの自分じゃダメだ、欠陥を埋めないとダメだ、などなど思っているようです。
こんな風に、一見何の意味もないような置物でも、結構いろんなイメージが浮かんできます。そしてそのイメージは自分の心、物の見方を通して出てきているものなので、心理状態の分析に繋がるんですね(・ω・)
イルカを元気にしてください
この箱庭、先生とやりとりをしながら作り変えたりもしていきます。
もういちどミニチュア置き場に行って、気になるアイテムを探します。
写真ありませんが、ここで私が選んだのは、チョコレート。よくある金紙に包まれたちっちゃいやつ。多分本物。先ほどのアン◯ンマン同様「なぜこれがこんな所に」シリーズの一つ。笑
(イルカに持たせるように立てかけます)
でも置いてから見てみると・・・これはお金の象徴?の意味もあると思う。金色だから。
当時は働いても何故かお金がないループにはまってたので、「お金さえあればもうちょっと生活が楽になるのに」と思ってたんでしょうね。切実に。
でも、そこまでボロボロになりながらも、頑張ってやってきたんだね!それってすごいことだと思う。もっと自分をほめてあげて!!
体験、といいつつしっかりカウンセリングされている私。やっぱ相手はプロでした笑
まだまだ分析は続きますが、疲れたので一旦記事を分けます。後編に続く(`・ω・´)
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