もくじ
自分が自分であることに対しての罪悪感がすべての元凶
心理学の本を読んだり、生きづらさについて考えたりしていると、最終的には「罪悪感」という言葉にぶち当たります。
何に対しての罪悪感かというと、「自分が自分であること」に対して。
そして罪悪感は、そのまま自己否定に直結します。
こんな私でいるとダメなんだ、こんな私は受け入れられないんだ、という風に、自分が自分であることを悪だと思ってしまう。それは自分自身に対しての否定に他なりません。
また、こんな私でいるとダメなんだ、と思うと、無意識に「受け入れられるように努力しなくちゃ」という思考にもなります。これも自己否定。だってもともとの自分を無理矢理変化させて、周りに適応させようとしているんですから。
これが個人各々の限界を迎えると、適応障害だったりうつ病だったり、生活に支障が出るほどの症状にまでつながってしまったりするんですね。
出来る人を妬み、低いところでぬるま湯に浸かって安心する心理
この「自分が自分であること」を否定させられる状況って、現代社会には溢れている気がします。
そのうちの一つとして私が一番気になってしまうのが、上手くいってる人・出来る人を妬み、足を引っ張り、全員が一緒に低いところの同じぬるま湯に浸かっているのを良しとする風潮。いわゆる「出る杭は打たれる」というやつです。
例えば私個人の話で言うと、学校の勉強とか。私はたまたま勉強が得意で何でもそつなくこなしてしまう子供だったことで、なんとなく自分と周囲の間に壁を感じていました。
【関連記事たち↓】
また学校だけではなく社会に出てからも、仕事が出来れば同僚から妬まれます。
恋人がいると「リア充爆発しろ」と揶揄されたり、不必要にはやし立てられたりちょっかいを出されたりします。
お金を持っている、稼いでいる、という話をすれば「イヤラシイ」と敬遠されます。
何か目標をもって一生懸命取り組んでいることがあると、「何真面目に頑張っちゃってんの？」と笑われます。
出来る人や恵まれている人は攻撃してもよい、という風潮
結局、社会には「これくらいが普通」という暗黙の規範みたいなものがあって、そこには「何の努力もなしにその基準をヒョイっと超えてるように見える人、もしくは超えようとしている人は攻撃のターゲットにしてもよい」という規範もセットになっているんだと思うんです。
（なので「私はこんなに苦労しています！こんなに底辺にいます！」という苦労人アピールがうまく出来れば、標的にされてしまうリスクはグッと下がる）
だから、たまたま勉強の才能があったとか、たまたま得意な仕事を得ることが出来たとか、そういう人たちはわけもわからず怯えて暮らさなくちゃいけない。
しかもそれが個人とかのレベルじゃなくて「社会」という強大なものにヤラれるんだから、どうあがいても攻撃される方は「自分の方がおかしいんじゃないか」という思考になってしまう。全部がそうだとは言わないけど、そうならざるを得ない現実は確実に存在してます。
そして冒頭の自己否定ですよ。「社会の基準」に沿うように生まれなかった私は人としてダメなんだ、という想い。これは出来るから良い、出来ないから悪い、というプラスマイナスの話ではなくて、ちょうど平均、ゼロになれなかったからダメ、という感覚です。
これは本人も意識できないくらい心の奥深くに根付いてしまうタネみたいなもので、本人でさえ気が付かないことも多い。でもそのタネがいつの間にか成長して、ひょっこり発芽したタイミング。それがその人にとって、うつのような「強制終了」のタイミングになるんだろうなと思います。
うまく言語化できないのがもどかしいけど頑張るので応援してください
じゃあこれにどうやって対応していけばいいのかって言われると、正直私もまだよくわかりません。というか、多分なんとなくわかってはいるけど、それを上手く言語化できない、言語化して表明するのが怖い、という方が正確でしょうか(´д｀)
それを上手くわかりやすく言葉にしてこのブログにまとめて、そういう「自己否定させられてきた人」がほっと息を抜ける場所にしたい、というのが密かな私のやりたいことだったりするんですが・・・ぐぬぬ(´・ω・｀)
ただ、たとえ上手くまとめられなくても、こうやって少しずつでも思ったことを吐き出していくことが、自分の回復にも誰かの役に立つことにも繋がるはずだ、という確信めいたものだけは持ってますので。
今はTwitterなんかで「あーわかるわー」とか「モヤモヤが腑に落ちた」という言葉とともに拡散して頂けるのが、何よりの励みになっております(´ω｀)
というわけで皆さま、オラに元気を分けてくれ！（訳：何か響く記事がございましたらリンク付きで拡散しろください←）
コメント