頑張りすぎと言われるあなたに贈る、心に効く本5選

読書

「misoは頑張りすぎやで!!」と今までの人生で何度言われたことでしょう・・・(´д`)

しかしこの「頑張りすぎ」という称号を授かった人、世の中にはかなりの数で存在するはず!!!

そんな頑張りすぎ屋の方々のために、今日は頑張りすぎ屋マスター(←)の私が直々に、「がんばり屋の人に効きそうな心理学の本」をご紹介したいと思います。全部で5冊です。どれも私が実際に読んでよかったなぁと思った本なので、ぜひ一度手に取ってみてください(・∀・)

①がんばり屋さんのための、心の整理術


がんばり屋さんのための、心の整理術 / 井上裕之

のっけからストレートに!まさに「がんばり屋さんのための」本です。

まだ会社勤めをしていて、なんとなく日々欝々として辛かった頃に本屋で見かけて、帯をみて「あー私のことかも」って手にとりました。

「ひとりでがんばらなくてもいいよ。」「言いたいことをがまんしないで。」「『半歩』の歩みを大切に。」など心がほっと温かくなる文章と、添えられたかわいい絵柄に惹かれてお買い上げ。

個人的に「うっ」ときたのは「ひとりでがんばらなくてもいいよ。」の章。

それでもあなたは、疲れ果てた心の中でもまだ、「これくらいで挫けるなんて自分はなんて弱いダメな人間なんだろう」と、自分を責めてはいませんか。

(ひとりでがんばらなくてもいいよ。p.16)

そう、がんばり過ぎと言われる人って、当人自覚ないことが多いんですよ。というか、これしきの努力で頑張ってるなんていっちゃいかん!と思ってる。

だから周りに「頑張りすぎだよ!」って言われても「えーそうかなー?」って聞く耳持たないんです。そんな程度で音を上げるなんて自分ダメすぎ弱すぎだろ、という思いもあるし、そこに気付いてしまったら何かがぷつっと切れて、もうそこから動けなくなっちゃう気がするから認めたくないんですよね。

つまりもう限界が来てるのはわかってるのに、認めたくないんです。そしてパンクしてあふれ出た時に初めて「あ、いけねっ」ってなるんです。ほんとメンドくさくてすみません(´д`;)

「あれもしかして私のこと・・・?(゜д゜)」と少しでも気になった方はぜひ手に取ってみてください。読み進めるごとに、優しい言葉で心がちょっとずつほぐされていきますから。

今、ひとりでがんばりすぎて心が疲れきってしまったあなたにも、まずは「ここまでほんとうによくがんばったね」「すごいね」「すばらしいね」と自分で自分をほめて抱きしめてあげてほしいのです。そして、これからはどうか遠慮せずに誰かの力をどんどん借りてくださいね。

(ひとりでがんばらなくてもいいよ。p.18)

②大丈夫、あなたの心は必ず復活する


大丈夫、あなたの心は必ず復活する / 橋本翔太

うつ状態で会社を休みがちだった時に出会いました。

私の生き方を根底から見つめ直すきっかけになった本であり、会社を辞める決断にも一役買った本。

ある意味この本が、私がズブズブの暗い闇の中から浮上するきっかけになりました。

この本で衝撃的だったのが、不安と夢の関係性について。

「夢をかなえることは不安を消す行為ではない」

この一言によって、私のそれまでの生き方や価値観が木っ端みじんに粉砕されました。冗談抜きで「今までの生き方や価値観が音を立てて崩壊する」って、こういうことをいうんだなと思いました(・ω・)

夢をかなえるとは「やりたいことを、やりたいと思い、実現のために努力する」ことであり、不安を消す行為ではないのです。

(中略)

例えば、恋人がほしい、という願望があったとします。

「どうしてですか?」という質問に対して、「一緒に楽しい時間を過ごしたい」「素敵な恋人と生活を共にできたらこんなに嬉しいことはない」「人生を分かち合う喜びを感じたい」などの動機がメインならいいのです。

問題は、「将来ひとりだと不安だから」「このまま婚期を逃したくないから」「周りも結婚して取り残されているような気がするから」「親戚に馬鹿にされたくない」などの、「不安を消すため」の動機が強い場合です。

(p.69 第2章 不安との上手な付き合い方)

この部分が私にとって頭殴られたくらい衝撃で、家で声を上げて号泣しました。本当に「わぁぁぁぁっ(TдT。)」ってひとりで泣き叫んでましたww

なぜなら、私が歩んできた20数年間、してきた選択のほぼすべてが「不安を消すための動機」だったことに気付いてしまったからです。

完全に無自覚でしたが、学校選びも、就職活動も、ありとあらゆることが「将来○○にならないように」「周りに○○と思われないように」という消極的な理由でやっていました。

将来食いっぱぐれないようにだとか、親が喜ぶようにだとか、そんな理由ばっかり。自分の意思で決断したこと、一体いくつあるんだろう?今まで生きてきた時間ずっと、そうやって親や周りの声ばっかりに従って生きてきたなんて。

そのどうしようもない悲しみと怒りで目がクラクラしたのを覚えています。そして完膚なきまでに打ちのめされた私は文字通りボロ雑巾のようになり、数日間ふさぎこんで家から一歩も出ずに、ベッドに籠ってしまいました(´・ω・`)笑

(↑今だから「笑」なんて書けるけど当時はもう人生終わったくらいの気持ちになって大変だったんだよ!!!)

ただ、この衝撃とベッド引きこもり期間によって、「じゃあ私が本当にやりたいと思うことってなんだろう?」と考えるきっかけと時間が与えられました。そして数か月後に会社をスッパリ辞めて、ピアノをしようと動き始めたわけです。

これはかなり衝撃的な体験だったので詳しめに書きましたが、他にもこの本には「不安はなくならないから上手く付き合っていくんだよー」とか「いつも明るくなくていいんだよー」とか「感謝できないときはしなくていいんだよー」とか、気分が沈んで視野が狭くなっているときに「えっ、そうなの?(゜д゜)」と新しい考え方を吹き込んでくれるようなことが沢山書いてあります。

ああしなきゃいけない、こうしなきゃいけない、と「べき」論に囚われている人には特にオススメです。そっか、それでもいいのか・・・と自分の思考パターンや価値観を見つめ直すきっかけになると思いますよ(・ω・)

③一生お金に困らない生き方


一生お金に困らない生き方 / 心屋仁之助

はい来ました!おなじみ心屋仁之助さんです。

まぁタイトルからもわかるように、ピアニストになりたてでお金に困ってた時に買いました(´д`;)

私が心屋教(笑)をより深く知るきっかけになった本です。

お金持ちになる本を読んでも、お金持ちになれない。どうしてか。

それはお金持ちになる「やり方」ばかり学んでいるからです。「やり方」をいくら学んでも、お金持ちにはなれません。
なぜなら、「あり方」が間違っているから。
本当は「やり方」ではなく、「あり方」を変えないといけないんです。

(はじめに p.6)

ここが他のマネーHowto本と一線を画すところであり、同時に「???」と読者を混乱させてしまうポイントだと思います笑。

つまり「自分にはお金がない!だから頑張って稼がなければ!」という思考だと「自分はお金がない人間だ」と信じている、ということになってしまうので、その信じたとおりの現実(=お金がない)しかやってこない。だからまずその心の前提から変えていきましょうね、ということが一貫して書いてあります。さすが心理カウンセラーが書いた本(・ω・)笑

一応テーマはお金ですが、内容としては仕事、恋愛など人生のすべてのことに応用できるかなと思います。

今まで生きてきて何か悩みがある人は、心のどこかに「偏り」や「クセ」がある。その心の偏りを整えていくことで現実が変わっていきますよー、ということを教えてくれる本です。

この本は買ってから何度も何度も読み返してます。全部が重要すぎてどこ紹介したらいいかわからないくらいなのでこれはもう自分で買って読んでください(←)それだけパワーがある本です。

ただ、あまりに世間の常識や今まで大人たちから教えられてきたことからハズれすぎて、正直一回ではよく飲みこめないかもしれません。

それでもわからないなりに書いてあることを実践してみたら、多分世界が変わると思います。少なくとも私は変わりました(・ω・)お金の問題がすべて解決したというわけではありませんが、自分のなかの「こうしなければいけない」という縛りがこの本によってどんどん剥がれ落ちていって、生きるのがとてもラクになりました。

「頑張るのがあたりまえ」な人にぜひ読んでほしい。「頑張るのがあたりまえ」ということすらも心の偏りによるものだった、と気づかされます。

あとこれは余談なんですけど、この本を読み終わった後、書いてあったことを恋愛方面に応用してみたら、万年恋愛できないキャラだった私に彼氏が出来ました(゜д゜)

いやこれホントなんですよ(゜д゜)これが一番この本すげぇって思ったとこ(←

④愛されて幸せになりたいあなたへ


愛されて幸せになりたいあなたへ / 心屋仁之助

もういっちょ、心屋さんの本を紹介。

心屋さんの別の著書、「めんどくさい女」から卒業する方法、という本が加筆修正されて文庫バージョンになったものです。

ここで紹介されていた「めんどくさい女」独特の方程式、という例が分かりやすくて秀逸。それがこちら。

 

(思い込み)×(出来事)=(私だけの現実)

(p.38 第一章 「めんどくさい女」になっていませんか?)

人は誰しも、自分の思い込みを通して世の中を見ています。で、この思い込みが「私はどうせできない」とか「私はいつも運が悪い」とかのマイナスのものだと、答えの(私だけの現実)もマイナスになってしまう。

で、これを何とかしたいから「頑張る」という「プラス」の事をするんですけど、思い込みが「マイナス」なので、二つを掛け合わせると結局答えはマイナスになっちゃうんですよね。

じゃあ思い込みを変えよう!ったってそう簡単にはいかないわけで。だって「私はどうせできない」ってずっと信じてきた人がいきなり明日から「私はできる!!」ってコロっと切り替えられれば苦労しませんよ。

だから心屋さんが言っている第2の方法が、「頑張らない」という「マイナス」をかけるんです。すると、マイナス×マイナス=プラスの現実、という摩訶不思議なことが起こるんです。

言葉で「頑張らないようにしよう」と言われてもいまいちピンとこなかった私ですが、この数式を見せられたことで「おおおおそういうことか!!」と納得しました。

このプラスとマイナスの原理、心理学の色んなところで応用できることがわかったので、また今後紹介していきますね(・ω・)ノ

とにかく、「何故かいつもうまくいかないなぁ」というパターンに嵌っている人にはオススメです。もちろん男性にもオススメです。笑

⑤なぜ、あなたは変われないのか?


なぜ、あなたは変われないのか? / 古川武士

最後の5冊目!今までの本に比べるとより実践的な内容になってます。これは現在進行形でお試し中(・ω・)

私が最近気になっている「ビリーフ」という概念についての本です。

ビリーフ(belief)つまり「信じていること」。心屋流でいうと「あり方」「前提」「思い込み」の部分です。

人は誰しも生きていく中で「私は○○な人間である」「他人とは○○なものである」「世の中は○○である」というようなものを学習していきます。そして、この○○に何が当てはまるかで、起こる現実が変わってくるというもの。

「私は運がいい人間である」というビリーフを持っている人はなぜかいつもラッキーだし、「男は浮気するものだ」というビリーフを持っている人は何故かいつも彼氏に浮気される、もしくは浮気するような男を選んでしまう。

ポジティブなビリーフはそのまま大事に持ってればいいんですが、ネガティブなものは自分の知らないところで自分の足を引っ張ってしまうのであまりよろしくありません。

ネガティブなビリーフを持っている人は、無意識にそれにひっぱらっれてビリーフ通りの振る舞いをしてしまうので、そのビリーフを書き換えないと人間なかなか変わることは難しいよーということを教えてくれます。

そしてこの本では、具体的な書き換え方法を丁寧に説明してくれてます。私も書かれている内容に従って自分のビリーフを書き出してみると、まぁ出てくること出てくること(´д`)

先ほど③の心屋さんの本の紹介で、「お金の問題がすべて解決したというわけではありませんが」と書きましたが、あの本を読んでも解決してない問題はもしかしたらこの「ビリーフ」というものにヒントがあるのでは?と今は考えています。「私は異常である」とか「人を信用してはいけない」とか「私は価値がない」とか、結構ヤバめなビリーフがぼろぼろ出てきたので(゜д゜;)

すべてを自分の思い込みのせいにするのは違うと思いますが、これも先ほど同様「何故かいつもこうなる」というパターンを持っている人に読んでほしいです。

まとめ

というわけで、頑張りすぎと言われるあなたに贈る本5選、もとい私が読んでよかった本をご紹介しました。

単純に読んだ順に紹介したんですが、偶然にも上からちゃんと「心を緩める」→「新しい価値観を知る」→「実践する」という流れになっております。

ぜひ「これ私のことかも・・・」と思われた方は、上から順番に一読されることをオススメします!!もちろん気になった本だけでもOKですよん(・∀・)

ちなみに、②は心理カウンセラー橋本翔太さん、⑤は習慣化コンサルタント古川武士さんの著書なんですが、読み進めていくとどちらも心屋さんについての言及があるんです(゜д゜)それだけこの人は人間の心の根幹部分に迫れている人であり、実力も影響力もある人ということなんですね。このおっさんすげぇ

最後に商品リンクをまとめておきますのでぜひご活用ください(・∀・)

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