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もくじ
一番怖かったのはスマホの充電が切れること
そんな感じで、被災した時の情報収集や精神安定をずっとスマホに頼っていた私。でもそうなるとやっぱり一番怖かったのが、スマホの充電が切れることでした(´д`)
家族と一緒に住んでいたり地元に住んでいたりなら周りの人と協力しあう事も比較的簡単ですが、私は一人暮らしですし、パソコンも使えない状況ではスマホが唯一の外界との繋がりなのです。
街がどんな状態になってるのか、被災状況はどうか、あとどれくらいで天気は快方に向かいそうか、交通への影響は・・・暴風の中外を出歩くわけにもいかないので情報収集は全てスマホが頼り。
しかしそれも「充電が切れるまで」というリミット付き。本当にヒヤヒヤでした(´д`)
乾電池で充電できるタイプの充電器を買いました
このことを通して、非常時の備えとしてモバイルバッテリーはもはや必須だと思いました。
もしくは、コンセントではなく乾電池で充電ができるタイプの充電器。例えばこんなものですね↓
私はこのタイプの充電器を今回実家に避難している間に買いに走りました(`・ω・´)
モバイルバッテリーももちろんOKですが、再充電ができない状況下ではそれも切れてしまえばおしまい、いう怖さは同じ。それよりは乾電池さえ手に入れられれば充電ができる、というほうが私にとっては安心材料になったので。まぁこの辺はお好みで。
というかそもそも私は普段からカバンにスマホ充電器を入れていて、どこに行くにも持ち歩いているんです。なので今まで充電に関して特に困ったことがなかったのですが、家が停電してしまった今回は話が別。
充電器があってもコンセントが使えんかったら意味ないんや・・・(´・ω・`)
コンセントがあるカフェもこの非常時には席はいっぱいだったしね(みんな考えることは同じ)
普段から充電器持ってるから大丈夫!と思っていましたが、「充電器が使えない状態」を見越した備えじゃないと足りないんだなぁ、というのが学びです。
すぐに食べられる食料を買っておけばよかったなぁ
後は、非常食についても思ったことがありました。
それは、「まったくの調理なしで」すぐに食べられるもの(菓子パンなど)が家にあればよかったなー、ということ。
そもそも最初は台風でこんなに被災するとは思ってなかったので、「今日外に買い物に行けないから、夜は冷蔵庫にある残り物をレンジでチンして食べればいいや。ほかにもパスタとかレトルトカレーとかいろいろあるし」というつもりだったんですよ。
でもいざ電気が止まってしまったら、コンロどころかレンジすら使えない状況に。つまり何も温められない。お湯も沸かせない。冷凍ご飯も解凍できない・・・!
「温めれば食べられるもの」がほとんどだったので、これはしまったな、と思いましたね(´д`)
まぁ防災袋にフリーズドライの雑炊を入れていたのでそれで事足りましたが・・・でも特に今回は「台風が来る」というのが事前にわかっていたので、1日2日分だけでもお惣菜なり菓子パンなりを買っとけば、貴重な非常食を消費せずに済んだかもな・・・というのが反省点。
地震などいつ起こるかわからないタイプの災害では難しいかもしれませんが、台風なんかだとある程度予測がつくので、「調理なしで数日で食べきるもの」「保存がきくもの」の2種類を考えて用意するといいかもしれませんね(`・ω・´)
今後の「いざというときのため」にこの記事が役に立てばいいな
というわけで、台風で数日間停電したことから思ったことを記録として書き留めてみました。
でも一番思ったのは、やっぱり「普段通りの生活ができるのがどれほどありがたいことだったのか」ということの再認識ですね。
いつでも電気が使える、いつでも温かいご飯が食べられる、いつでもお風呂に入れる、という「普段通り」って、本当に突然崩れるんですね。当たり前のように生活しているけど、それがなくなって初めてありがたみを実感するなんて。
この前の大阪の地震でも被災したばっかりなのに、いざ普段通りの生活が戻ってきたらたった数ヶ月足らずでもこういう意識って薄れてしまうんですよ・・・(´д`)
だから、こうやって「その時に思ったこと」を書き留めておくのも大事だなと思って筆を執って(キーボード叩いて?)みました。
常にビクビクして過ごすのは違うけれども、ここ数年で災害も頻発していますし、物資面でも精神面でも備えておく必要があると思いました。今後のいざというときにこの記録が役に立てば(´ω`)
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