【体験談】「お茶しましょう」の誘いに乗ったら宗教の勧誘を受けて悲しかった話(2)

覚えておきたい出来事

勧誘員さんとのご飯会当日、待ち合わせ場所に行くと・・・

待ち合わせは19時に某駅前にて。私は5分ほど前に到着して待っていました。

しばらくしてから相手も到着。お久しぶりです〜と挨拶。そしてその様子を側でちらちら見ている小柄な女性がもう一人。

…( ゚д゚)誰?

すると「こちら姉なんです〜」と紹介された。ええええお姉さん???

いやー私近くで仕事してたんですけどね、妹が道に迷ったって電話してきてもうイライラしちゃって、しょうがないから着いてきたんですよー 

と喋り出すお姉さん。あ、わざわざ妹を送り届けてくれたってことですか、それはそれは…

…って、なんでちゃっかり一緒にご飯行く感じになってんの?( ゚д゚)

え?しょうがないから着いてきたんじゃないの?

なんか、2人ともあたかも最初から3人でご飯する予定だったかのように接してくるのは何なんだろう?

この時点でさっそく不信感を抱いてしまった私(・ω・)←

みそ
途中で姉に会ったなら、道中で「姉も一緒なんですがいいですかー?」くらいこっちに断り入れろよ!(^ω^)そんで姉も姉だよ、元々2人での約束なんだから普通送り届けたらさっさと退散するだろ!(^ω^)

という心の声は微塵も表にはださず、ニコニコと対応します。

まぁ後から考えたら最初から2人で勧誘するつもりだったんでしょうね。この辺はネットワークビジネスと同じ手口だなと思いました(以前にア◯ウェイの勧誘にも同じような手口で誘われたことがあるのでわかる)

いかにも「後者」で天然そうな姉妹たち

ここの時点でこの姉妹を眺めて思ったのが、

うわーいかにも後者って感じだなー

でした。

ちょっと話がそれますが、後者ってなんぞや?と言う方はこちらの記事を見てください。

心屋仁之助さんの前者後者論が面白すぎるのでもっと世に広まって欲しい
心理カウンセラーの心屋仁之助さんという方がいらっしゃるんですが、私はその人の考え方が結構好きで、本やブログは割と頻繁にチェックしてます。 その心屋さんが2015年の末くらいから提唱している「前者・後者論」というのが私の中でヒットしまし...

ざっくりいうと、

人間には、

前者…マルチタイプ。わりと常識人。集中が浅く、人と会話中でも周りの音が拾える

後者…スポットタイプ。なかなかの天然さん。集中が深く、会話してると周りが見えなくなる

の2種類がいる、という心理カウンセラー心屋仁之助さんの提唱した説なんですが、生活の色んな場面に当てはめられるかなり汎用性の高い理論なんですね。

私この論を知ってから、目の前の人がどっちのタイプか観察する癖がついちゃいまして笑。それくらい面白い説なんです。

で、今回のこの姉妹がいかにも後者!って感じで・・・(ちなみに私は前者)

会話を眺めてるとなんとなく周りにお花飛んでるし、二人の様子もどことなくぽやぽやしてて、天然と言うかなんというか・・・(最終的に姉が後者で、妹がド後者という見解になりました)

実は今回勧誘をスッと受け流せた理由に、この前者後者論が大きく関わってくるので、前提知識として書かせて頂きましたm(_ _)m

この話の意味は、お話の後半でわかってくると思います。

雑談しているうちに、「うつ」へ話が及ぶ

話を戻します。結局3人でとあるカフェレストランに到着。個人的に何回か使ったことある好きな店だったので内心喜んでました(´∀`)笑

3人ともご飯、主菜、お味噌汁などがついたカフェごはん定食的なメニューを注文。姉と私は初対面だったのもあり、最初の方は割と和気あいあいとした雰囲気で、普通の会話をしました。どんな仕事してるかーとか、どの辺に住んでるかー、とか。

で、私がなぜピアニストになったか、という話になった時に、「ちょっと鬱っぽくなった」という話題を出したんですよ。そしたら、

そうなんだー、実はこの子もそういう時期あってねー、大変だったんだよー

と妹を指しながらいうわけです。

へーそうなんだ!と私もそこで親近感がわきました。するとそこから当時の妹の様子について色々と話してくれました。

箇条書きにすると、

  • 妹は不登校で、完全に引きこもりの時期もあった
  • 家族との会話もほとんどなし
  • ペンを自分の手に何度も突き刺すなど自傷行為が止まらなかった
  • 家のトイレに3日間閉じこもってしまった時があり、その間は家族全員近所のコンビニにトイレを借りに行く生活だった(←ここでちょっと笑ってしまったww)

とかなんとか。

まぁ鬱の大変さとか狂気じみた精神状態には私にも覚えがあるので、特に驚きもせずへぇー大変だったねーと聞いていたんですが、この辺りから姉が「宿命」とか「お祈りを唱える」とかのワードをちょいちょい挟むようになって、私は頷きながら話を聞きつつも内心(^ω^?)な状態でした。

ついに宗教の勧誘だと確定!

で、そんな大変な状態だった妹がいかにして心身の健康を取り戻したか、という話に移ったところで、

両親がもともとやってたんだけどね、「なむみょーほーれんげんきょー」っていう言葉を一心に唱え続けると、どんどん妹の状態がよくなっていったの!!

あーーーーーーでたーーーーーー(´д`)

ここで今までの「そうじゃなかったらいいな」という不信感が確信に変わる。これカンペキ宗教勧誘やわ。

しかも両親がやってたって、それ生まれた時からズブズブのやつですやん。もはや手が付けられへんやつですやん。

ここから、姉の「南無妙法蓮華経を唱え続けることの素晴らしさ」についての長い長い演説が始まりました・・・(´д`)


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