もくじ
抑うつ状態の時の希死念慮について
とにかく以下の漫画を読んでみて!
「自殺願望」というより「死の感覚」がいつも近くにいたって話。うつだった時期に色々調べて同じような感覚の人がたくさん居てほっとしたことを覚えてる。 pic.twitter.com/tnRqu25KIn
— せるこ (@seruko) April 24, 2018
一部台詞を抜き出してみる。
以前に想像してた「自殺願望」:つらい・・・先が見えない生きてても良いことない逃げたい苦しい死んだ方がマシ・・・
実際のうつの時期の「自死」に対する感覚:「あっ、からあげ食べたいかも!コンビニ寄っちゃおかなー?」くらいの感覚で「ちょっとチャレンジして死んでみてもいっかな・・・?」ってコンビニ感覚でうっかり死んじゃいそう
めっちゃわかる~~~~~!!!( ゚Д゚)
超〜〜わかる〜〜〜〜〜
今から何する?という問いに対して「ご飯食べる」「マンガ読む」「出かける」などの中に「死ぬ」がナチュラルに混じってる。あまりにナチュラルだから自分でおかしいって気付くのにちょっと時間がいる https://t.co/vXyCTOYR0M— miso@8/3 LE音楽会 (@miso35miso) April 26, 2018
いや、まじでほんと、スンッと当たり前のようにその選択肢がそこに鎮座しておられるのよ(経験者は語る
「もし○○したら死ぬんだろうな」が当たり前のように頭に浮かぶ
私の場合は、能動的に死んでみよっかな?というのよりも、
・例えば駅のホームに電車が入ってきたときに「あぁーもしここで線路に向かってうっかり足を踏み出したら死ぬんだろうなー」とか、
・赤信号を待ってるときに「もしあの車がちょっとハンドル操作ミスってこっちに突っ込んできたらまぁ避けられないよなー、そしたら死ぬよなー」とか、
・一人で部屋にいるときに「もし今ベランダに出てうっかりよじ登って落ちちゃったりしたら死ぬんだろなー」とか(自室は7階)、
とにかく「もし○○したら今すぐにでも死ぬんだろうなー」というのが当たり前のように頭に浮かぶようになってました。というかぶっちゃけ今でも気分落ちたらたまになりますけどね(´д`)
「今そういう考えが浮かんだな」と自分を他人のように観察するのが吉だと思う
メンタルを病んだことのない人は多分理解できない感覚なので、そういうことを友達や家族に言われたら「あんた何言ってんの!そんなこと言っちゃダメでしょ!!」って言いたくなる気持ちはよくわかります。が、あえてそういうことが浮かんでしまう側の人間から言わせて頂くと、
勝手に浮かんできちゃうんだからしゃーねーやん(´・ω・`)
そんなこと思っちゃイカン、ってのは本人が百も承知なんですよ。でも自分の意志に関わらず浮かんできちゃうから困るわけで。
そもそも抑うつになる人は普段から気持ちを抑え込みすぎて罪悪感のカタマリみたいな存在になってるんですよね。そして「死」という普段は意識しないはずの極端な概念を使わないと心のバランスが取れないくらい一杯一杯の状態なんです。
「感情は押さえ込むと余計に膨れ上がる」というのはこのブログでも何回か書いているんですが、ここでもまさにこれが当てはまって、希死念慮を押さえ込むと余計にそいつは大きくなっていきます。それすら禁じてしまったら、バランスをとる手段がなくなっちゃう、みたいな感覚かな。
なのでビックリしたからといって「ダメ!!!」と強く否定されてしまうと結構傷ついちゃったりする(´・ω・`)本人はある意味それで心のバランスとってますからね。
あれ、自分ちょっとおかしいかも?と思ったら心療内科へ!
なので、こういったナチュラル希死念慮の存在を感知出来たら、「あ、今自分は死が当たり前に頭によぎってしまうくらい脳や心に負担がかかってる状態なんだな」と出来る限り他人事のように客観視するのがいいのかなと個人的には思ったりします。少なくとも私はそれで、ある意味冷静に自分の状態をとらえることが出来たので(・ω・)
そして、漫画にもある通り、大事なのは「とりあえず心療内科に行ってみること!!」
こういう心や体の反応は火災報知器みたいなもんです。報知器が鳴ったら、然るべきところに相談に行く。自分で火消しようとせずに、避難してプロに任せる。それだけで、その後の経過がだいぶ変わると思いますよ。
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