涙の理由を研究してみよう ~その2~

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不定期更新シリーズ、と銘打っていきなりほっちらかしました。いつも通りですねっ(-∀-)

人と話しているとき、悲しくもなんともないのに涙が出てきて困る、という症状。
Google先生に聞いてみると、世の中でも結構多くの人がこの症状に悩まされているようです。

なんでこんなことになってしまうのかなーっていうのを考えて文章に記録してみよう!というこのシリーズ。
最初に書いておきますが、考えながら書いているので全然まとまっていません。
というか、頭の中だけでグルグル考えてても埒があかないので、書き出してアウトプットすることで少しでも思考の方に頭のメモリを使おという魂胆です(・ω・)

それに、今の時点で原因と対策まできちんとまとめられたらそもそも苦労してない!!笑

そんなこんなでぬるっと始めますが。今日のテーマは「そもそも涙とは何ぞや、泣くとは何ぞや」

なんで涙が出るんだろう?という問いに対し、最初から「悲しいから」とか「つらいから」とかの気持ちの部分まで一緒くたにして考えるからややこしくなるんですが、まずここは切り分けて置いておきます。分析の基本は対象の分解。
私は普段考え事をするときはこんな感じですよって時系列で晒してるようなもんなので興味ある方は「へー」とでも思っといてください。参考になる・・・かどうかは人によるかな!笑

まず涙について考えてみよう

まず涙というのはすごーくドライな言い方をすると体から出る分泌液の一種です。
体の汁です。しる。笑

目の表面は常にこの汁でおおわれていて、目が乾かないようになっています。

この涙というのは自分が意識せずとも体が勝手に出しているので、自分の意志で自由自在に操るのはなかなか難しいと思います(訓練すれば出来るのかな?役者さんとか・・・)
少なくとも、日常生活を送る中で「あー今日は空気が乾燥してるからちょっと涙増やしとこ」とか考える人はいないかと(・ω・)

まずここまでで考えられるのは、涙を出す、というのは無意識に行われる体の動作で、ごくごく生理的な体の反応ということです。
トリハダとかあくびとかと一緒。何か知らんけど勝手に動いてるし、勝手に出てます。

で、普段は適正な量にとどまってるから問題ないんですけど、この涙の分泌が何らかの理由で増えて、目からあふれてこぼれ落ちた時に、人はそれを「泣く」と表現します。

つまり「泣く」というのは”体の動作・反応”の一種です。
言ってしまえば「泣く」という言葉は動詞なので、「歩く」とか「食べる」とかとカテゴリ的には一緒なんですね。

ここまでを整理すると、

・涙は意識しなくても勝手に出ているもの
・「何らかの理由で涙の量が増える」→「泣く」という図式が成り立つ

ここまでOK?(・∀・)

次はこの「何らかの理由」について考えます

じゃあ次に、人が泣いてしまう状況って、どんなものがあるでしょう?
パッと思いつくのは

・転んで膝をすりむいてしまった子供が痛くて泣いてしまう
・映画を見ていてクライマックスのシーンで感極まって泣く
・大切な人が亡くなってしまい、悲しみで涙を流す

こんなところでしょうか。

これらの具体的な状況を例として考えてみると、泣く、という行為の前あるものが「何らかの理由」に当たるはず。

上の例を出来事だけ抜き出してめちゃくちゃ単純に書くと

・膝を擦りむく→泣く
・映画を見る→泣く
・大切な人が亡くなる→泣く

になるんですが、なんか釈然としません。
順序的にはこれで合ってるんだけど、何かしらの出来事があって、そこから泣くという行為に至るまでの間の部分がすっぽり抜けているような。

ここで、冒頭で切り分けて取っておいた「気持ち」登場させてみましょう。

膝をすりむいたら痛いですよね。
映画を見ているときは、内容にもよりますがハラハラドキドキしたり、ジーンと感動したり。
大切な人がいなくなってしまったとしたら、辛いし悲しいです。

これを図式に加えてみると、

・膝を擦りむく→痛い→泣く
・映画を見る→感動する→泣く
・大切な人が亡くなる→悲しい→泣く

「何らかの出来事が起こる」→「何かを感じる」→「泣く」という図式になります。

何、ばっかり使って申し訳ないですが、ざっくりまとめるとこんな感じですかね。

ある出来事が起こったとき、それをきっかけに感情が動き、さらにそれをトリガーとして生体反応として涙がこぼれる。
「泣く」という反応はこういう順序で起こるんじゃないかなー。

これを私たちのような「人と話すと涙がでる!どうしよう!(TдT)」みたいな症例の人に当てはめてみると、

人と話す → 何らかの心の動き? → 涙が出る

ということになるはず。
つまり、人と話していることそのものが原因ではなくて、人と話すことによって何を感じているか?というのが泣くという行為の直接的なトリガーになってそうだなぁ。

というところまで考えて今日はおしまい。続きはこの「何らかの心の動き」についての考察かなぁ(・∀・)
また何か書けそうななくらいにまとまったら書きますのでゆるっとお待ちくださいませ。

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