大人になったらいつの間にか「遊ぶならやるべきことが終わってから」じゃなくなってた

真面目すぎ・頑張りすぎ

真面目すぎ・頑張りすぎと言われ続けた私ですが

最近またブログを頑張ってみようかなーという気が湧いてきたので、手始めに過去の記事をぽつぽつ読み返すという作業をしています。

この1年くらい、つまり2019年はあんまりブログを更新してなかったんですよね。

そんな中で、このブログには「真面目すぎ・頑張りすぎ」というカテゴリがあるんですけどね。

これは私が学生時代から周りの人に「頑張りすぎ!真面目過ぎ!もっと肩の力抜け!」と再三言われるにも関わらず、自分でその自覚がないのでついつい頑張りすぎちゃって結局パンクしてつぶれる、ということを何度も何度も繰り返してしまい、それについて自分でも悩んでいた結果生み出されたカテゴリです。

ここのカテゴリの記事が量産されていたのが大体2017年の夏~秋ごろ。前の記事の年表で書いた、負のスパイラルに陥っていた時期と重なるんですけど。

そういえば、最近の自分・・・・頑張りすぎて・・・ない??(゜д゜)

そうなんです、実は2020年現在、まだまだ頑張っちゃう片鱗が残ってはいるんですが、当時の「頑張らなきゃ死ぬ」みたいな切迫感、焦燥感がいつのまにか小さくなっていることに気が付いたんです。

いつのまにか、っていうのがこのブログ的になんだか癪ですが

2019年に更新があまり捗らなかったの理由もここにあるような気がしてます。

何回かブログに書いたことはあると思うんですけど、私の書く動機って、

この腹の中に溜まってるドロドロモヤモヤした何やかんやをとりあえず吐き出して自分の中から追い出して心の余裕を取り戻したい

という、前向きだけど超ネガティブな気持ちが発端になっています。創作を通して気持ちを発散させるんです。画家が自分を救うためにキャンバスに向かうのに似てると思ってたり。

つまり、その「ドロドロモヤモヤ」がある程度緩和して落ち着いてきた=書く動機が薄れてきた、というわけで・・・

自分のメンタルが安定してきたこと自体は喜ばしいことなので、どこかほっとしている自分もいるのですが、一方で「いつのまにか、ってなんやねん!その間に何があったかをちゃんと書いとかんとこのブログの意義がぁぁぁぁ」ってワーワー言ってる自分もいます笑。

そう、その過程はね、ちゃんと振り返って分析して残しとかなきゃいけないなとは思ってます。私が文章を書く場所として人目に付くブログを選んでいる理由がそこにあるから。

自分が悩んできた道のりを、私と似たような悩みを持ってる人のために残しておきたい。これがブログをやっている理由でもあるので、時間はかかっても必ず回復したプロセスはなんとか文字に起こしたいと思っています。

でも多分そのプロセスは、いろんな偶然の出来事や気付きが自分のなかで醸成されて複雑に絡み合った結果、じっくりじっくりと変化していった、というような感覚なので、それを明快に文章に書くのはかなり頭の使う作業になること必至なので、少しずつ進めていきますね。

どうだろう、前回の記事みたいにまずは大まかに年表形式にして、自分の中で起こった変化を整理して、書けそうなところから少しずつ解像度を上げていく、という感じがいいのかな?まぁとりあえずやりながら考えます。

最近やるべきことを後回しにしてみました

とりあえず「頑張らない」が出来るようになった過程は一旦おいといて、最近の自分がどんなふうに「頑張ってないか」のエピソードを一つ書いておくと、

洗い物をする前にゲームするようになった

です。最近やってるのはスマホ版のマイクラ、桃鉄、ドラクエウォークあたりです。(ほんとはswitchが欲しいんだけどコロナのせいで以下略)

実は自分の中でずっと、「やるべきことをやり終えてからじゃないと遊んではいけない」というルールを無意識に作って、それをずっと律義に気にしていたみたいなんですよね。

多分子供の頃、うちは「宿題をちゃんと全部終わらせてから遊びに行きなさい」という家庭で、自分もそれをきっちり守っていたのがきっかけの一つかもしれないんですけど。

自分にとってはずっと当たり前のことだったので、コーチングを受けて指摘されるまで気付きませんでした。人って当たり前だと思ってることは意識にも上らないから疑うことさえ叶わないってホントなんですね!!!!

ルールが適用できなくなったにもかかわらず

子供の頃はこれをキッチリ守っていて、なおかつちゃんと守れていたし、そのおかげで宿題を終えたあとは悠々と友達と遊べたし、晩はゆっくりテレビも見れるし、焦りを感じることもなかったので、ある意味「成功体験」として自分の中に刻まれていたんだと思います。

だからこそ、大人になってからもこの「遊ぶならやるべきことが終わってから」を適用し続けてしまったんだと思う。

自分の中にそういう根強いルールがあると、無意識にそれにしたがって行動するようになります。それが成功体験に基づくならなおさらのこと。

そしてここで一つ重要なことは、そうなるとルールが守れなかったときにすごい罪悪感&自己嫌悪を覚えるようになるということ。これがチクチクと自分にダメージを与えていきます。

でも、子供の頃の「やるべきこと」と大人になってからの「やるべきこと」はレベルや量が全然違うし、なんならやるべきことなんて無限に湧いてくるじゃないですか。

子供の頃に早くしなさいよーなんていわれることはせいぜい勉強かお風呂か夜寝ることくらいだと思うんですけど、大人になったらまず仕事があるし、仕事が終わったら家事やらなきゃだし、合間に自分のご飯も用意しなくちゃいけないし、明日のために睡眠時間もちゃんと確保しなきゃいけないし、とにかく「生きる」ということに付随する雑務がわんさかあるんですよね。

だから、「やるべきことが終わってから」なんて瞬間がやってくることは基本的にないんです。つまり昔のルールを適用するのが難しくなった。

でもルールが通用しなくなったことに気付いてないと、「やるべきことが終わってから」が出来なくなるたび(つまりいつも)に、ちゃんと出来なかった、先に遊んだり休んだりしてしまった自分を責める・・・こんなの無理ゲーじゃないすか。

ここに気付いてから、「ルールを守れない自分を責める」んじゃなくて、「そもそもルールが古すぎて現状に追い付いてないんやからしゃーない」に変わったんです。

むしろ先にゲームしたほうが仕事の進みがよくなったことも

最近は私は、なんか仕事やる気でないなーとか、家事めんどくさいなー、それよりゲームやりたいなー、という時は、さっさとゲームに手を付けてしっかり遊んでしまったほうが、思った以上にその後の満足感や、その後のタスクの進みが良くなる、ということが何度かありました。

私はこれを、ゲームによって気力を回復させている行為だと認識しています。(私のコミュニティ界隈ではマジックポイント・MPと呼んでる)

大人になると、別にへとへとになるほど体力ゼロになってるわけでもないのに、なぜかやる気が起きない、ということがたびたびありませんか?

そういうときは、体力は残っているけど気力の残量が危うい、そういう状態。

そのままタスクに手を付けたところで、気力がないのだから集中力はすぐに途切れるし、そもそも頭も全然働かないのでパフォーマンスがすこぶる悪くて。

そういう時は、一旦いさぎよくそのタスクを離れるという選択が功を奏することもある、ということはちょっと覚えておきたい。

洗い物をちょっと後回しにして寝る前にやったところで、そこまで重大な危険が及ぶことはないし。

(ただ、もし仮にあなたが洗い物を後回しにしたくらいで怒鳴られたり殴られたりなどの「重大な危険」が及んでしまう環境にいるのだとしたら、それはまた別の問題なので今すぐその環境から離れたほうがいいです)

なんなら、いっそ寝る間を惜しんで1時間だけ自分の好きなことで遊んでみる(=本来やるべきことの体力の回復よりも気力の回復を優先)とかでも、満足感をもって眠りにつけるので次の日のパフォーマンスが良くなることがありました。

これも結局、「ルールが変わったことに気付いたので、それに伴って行動を変えた」例の一つなんですよね。

まだまだ今は昔の癖がすぐ出てきてしまいがちですが、こんな風に「先に楽しいことやってもOK」ルールにちょっとずつ自分を慣れさせていこうと思います。

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