日次レビューの書き方変遷!今のフォーマットに落ち着くまでの歴史(4)

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▼前回までのお話はこちら

・日次レビューの書き方変遷!今のフォーマットに落ち着くまでの歴史(1)

・日次レビューの書き方変遷!今のフォーマットに落ち着くまでの歴史(2)

・日次レビューの書き方変遷!今のフォーマットに落ち着くまでの歴史(3)


私の日次レポートの書き方変遷シリーズ、最終の第4話です。

前の分を読まれていない方は、ぜひ上記リンクからお読みください(・∀・)↑

試行錯誤の中で学んだ「日次レビューを続けるコツ」

これまで3記事にわたって、2017年~2019年にかけての私の日次レビューのやり方を振り返ってきました。

最後の記事は総まとめとして、この2年間試行錯誤を繰り返す中で自分なりに感じた「日次レビューを続けるコツ」を書いてみようと思います。

あくまで私が経験から学んだことなので、万人に必ず効果がある!とまでは言えませんが、日記が続かなくて困っている!やり方がイマイチわからない!という方の参考になれば(・∀・)

コツ①:最初から理想の形に合わせて書こうとしないこと

これは日次レビューに限らずあらゆる習慣化において言えることだと思うんですけど、最初から完璧にやろうとしないことってかなり大事だなと。

というか、これはもはやある種の罠のようなものだとも思ってるんですけど、巷で紹介されている日次レビューのやり方って、その人も試行錯誤を繰り返していく中でブラッシュアップしてきた「その人にとっての完成品」なんですよね。

だから知らない人がパッと見て、おぉカッコイイ!!すごい!!私も真似しよう!!と思ってそこに飛びついても、そもそもその理想とするもののレベルが自分にとってはきっと高いんです。Lv.1のへなちょこ勇者がいきなり伝説の剣は扱えないのとおんなじです。木の棒の素振りから出直してこい、ってヤツです。

私自身も最初はjMatsuzakiさん由来のこのフォーマットを真似して取り組んでいたんですが、このフォーマットは既にある程度成熟しているものなので、まだ自分の日記習慣レベルが低すぎる間は扱えなかったんだなぁと今振り返って思います。

なのでまずはそこを素直に認めること。そして、これならLv.1の自分でもカンタンに出来る、というところまで思う所までレベルを引き下げる。そこでまずは「続ける」練習をする、というイメージでやると私は上手くいきました。

要は、「日次レビューをちゃんとやろう」と「毎日やろう」を別々に取り組むべき課題として扱うんです。で、最初は内容云々はひとまず置いといて、カンタンな課題で「続ける」を自分に習慣づける。

そりゃね、「毎日の勉強時間」とか「その日の発見や教訓」とかが盛り込まれてた方が日次レビューとしては使えますよ。でも、そこをグッと我慢して、めちゃくちゃカンタンで、めちゃくちゃシンプルなフォーマットから始めて、慣れてきたら徐々に項目を増やしていく、というやり方に変えてから、ようやく私は挫折をしにくくなりました。

コツ②:「考えなくてもいい項目」を作ること

じゃあどうやったらカンタンなフォーマットに出来るのか、といったところで一つの基準になるのか「考えなくても書けるか」です。

例えば「所感」は考えなくちゃ書けない欄です。文章を考えるっていう頭を使う作業。

対して、「今日やったこと」「起床時間」などは、事実を書き残すだけなので頭を使う必要はありません。情報を確認する目と手さえあればOK。

基本的に「頭を使って考えなくちゃいけない」ことが多くなるほど人はめんどくささを感じてしまいます。

なので出来るだけ事実ベースの記述が出来るように欄を工夫することでかなり負担を軽減することが出来ます。

もちろん習慣が付いてきて、自分のレベルが上がってきたら「考えて書く項目」を増やしても大丈夫かとは思いますが、まだ習慣がしっかりついていないうちは避けておいた方が無難かと。

↑2019年5月現在の私の日次レビューでは、頭を使わなきゃいけない項目は「体調」と「振り返り、所感」のみです。これもあまり硬く考えず、気が付いたことがあれば書く、という程度で、喋り口調でやんわりと。

コツ③:「読み返す」という作業を必ずどこかに入れること

「過去の自分が書いたことを読み直すって意外と面白い」という経験は誰しも持っているかと思います。

日記だと、昨日の自分が書いたことすら「あ、昨日の自分はこんなこと思ってたんだ」って客観的に見られて面白いんです。

この「面白い」ってのがポイントで。要はそこに人は「報酬」と「意味」を見出すんですよ。これを使わない手はない。というか自分の場合、使わないと面白くなくなって辞めちゃう確率がかなり上がってしまったんです。

実は私は日次レビューを始めた頃は、毎回空のテンプレートを複製して記入を始めていました。

でもこうすると、書いたものを読み返す絶対数が減るんですよね。このころはまだ週次レビューなどの振り返り運用もしていなかったころなので、書きっぱなしで放置状態。それで自分に余裕がなくなってくると「これやってて意味ある?」という考えが頻繁に頭をもたげるようになり、挫折しちゃったんです。

対して現在は、前日書いた日記をコピーして、その内容を今日分に書き換えていく、という運用にしています。こうすると、否が応でも昨日分の日記を読み返すことになります。

「過去の自分が書いたものって結構面白いなぁ」って少しでも思えたなら占めたもの。それはちゃんと、今から日記を書こうとしている自分、今から過去になろうとしている自分に、ちゃんと意味があるということを再認識することでもありますから。(この認識ってホントにすぐ忘れがちだから、繰り返し自分に意識づけする必要がある)

みなさんも自分なりに試行錯誤してみてください

というわけで、長きにわたって私の日次レビューのやり方変遷を紹介してきました。最後までお読みいただいた皆さん、本当にありがとうございます(´∀`)

繰り返しにはなりますが、私が現在落ち着いているやり方も、「私なりに試行錯誤してたどり着いたやり方」の一つにすぎません。私のやり方もまた「私なりの完成品」です。

なので、日次レビューやり方を探している、という方には、「自分なりのやり方を模索するための参考情報」程度に見てもらえればなと。これだけ色々と書いてきて言うのもなんですが、結局は「自分で試してみたかどうか」がものを言うんだな、と個人的には感じていますので(´ω`)

完成品だけを真似しようとするのではなく、その裏の部分から自分の中に積み上げていく意識でいれば、そのスキルは確実に自分の糧になっていくと思います。この記事が少しでもそのお役に立てますように!

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