家族がコロナ陽性になったけど、陰性のまま看病を乗り切ったので気をつけたことを書く

覚えておきたい出来事

夫がついにコロナ陽性になってしまった

どうもこんにちは、misoです(・∀・)

先日、夫がコロナ陽性になってしまいました。

2020年にコロナ禍が始まって以来、夫婦そろって一度も新型コロナにかかったことはなかったのですが、ここにきてついに、という感じ。

先月引っ越しをしたばかりですし、新しい環境での仕事などストレスが溜まりやすい状況だったので、疲れていたところをやられたのかもしれません。

しかし幸運なことに私のほうは感染しておらず、そのまま無症状・陰性のまま看病を乗り切ることが出来たので、今日はその時に気をつけたことを備忘録として書いてみようと思います。

ちなみに2人とも、ワクチンは4回接種済みです。最終接種はたしか3月頃だったかなぁ。

あと前提として、今から書くことを実践すれば絶対陰性でいられる!というわけではありません。当然ですが。

というか、たまたまいろんな好条件が重なったから乗り切れただけだと思うし。他の方の環境では実践することすらムリ!という対策も中にはあると思いますので、あくまで「私たちの場合こうだった」という形で参考にしてもらうのがよいかと思います。

看病中に気をつけていたこと

部屋を隔離し、接触時はマスクをする

基本中の基本、ってやつですが。

発熱をした日から、基本的に夫は寝室で、私はリビングで過ごすようにしました。もちろん夜寝るのもそれぞれの部屋に分かれて就寝。

隔離に関しては、今の家の間取りにだいぶ助けられました。というのも、リビングと寝室は廊下を挟んで反対側に位置しており、一番距離が遠いんです。

そして他の部屋を通ることなく、寝室から直でトイレや洗面所に行くことが可能。

これ、引っ越す前の家の間取りだったら出来なかったことなんですよね。前の家は寝室とリビングが隣り合っていたので、リビングを通らないとトイレに行けなかったんです。

というわけで、生活空間の隔離に関してはそれほど苦労することなく実践することができました。

そして看病のために寝室に出入りする時は時は必ずマスクを着用。相手は高熱で寝込んでいるので、食事とか運ばなくちゃいけないしね。

こまめな換気

これも基本中の基本ですね。

朝、昼、晩と寝室に様子を見に行ったらついでに換気。その間も気になったら換気。

多分少なくとも2、3時間おきくらいには家中の窓を開けて空気を入れ換えてました。リビングなども含めて全部です。

これまた家の間取りに助けられたんですが、今の家はとにかく窓が多くて風通しがいい!全て開け放てばかなりの風が入っては抜けていくので、ものの数分で空気が変わるのを感じられます。

ちなみにエアコンは換気中もつけっぱなしでした。換気をすると涼しい部屋が一時ぬるくなってしまいますが、それも換気後しばらくすればすぐに戻るのでそんなに気にならなかったかな。

最初は夫がトイレなどで寝室を出てくるたびに、ちょっと神経質かな?という頻度で換気を行っていましたが、こういうときの感染対策はやりすぎるくらいでちょうどいいと思ってます。手を抜いて自分まで移されて倒れるより全然マシ。

病人食はビタミン+ちょっとの炭水化物・糖質

夫の食事は以下のようなものを作ってました。

  • マルチビタミンのゼリー飲料
  • たまご入りおかゆ
  • 白菜や大根などの野菜を大量に入れた湯豆腐
  • その湯豆腐の出汁を使ったうどん
  • バナナやリンゴなどのフルーツ etc.

これは私の経験則からですが、風邪引いたときには消化がよく、かつビタミンが豊富な物を食べると治りが早いと思ってます。あと効率よく発熱を促すための炭水化物や糖質。

逆にお肉などのタンパク質、油があるものは控えめに。栄養はあるんだろうけど胃に負担がかかって余計なエネルギーを持ってかれちゃうので。

夫は発熱こそしたものの、食欲はそこまで落ちなかった模様。さすがに普段通りの食べる量ではないですが、胃がまったく受け付けないという程ではありませんでした。食欲があるというだけで、心配がだいぶやわらいだのでありがたかったです。

自分の免疫力を下げない

これ、一番気をつけたことです。というのも私が看病中に一番恐れていたのは、

看病で自分の疲れが溜まることで免疫が落ち、コロナを移されてしまうこと

でした。

やっぱり新型コロナって感染力が高いですし、陽性者が同じ家の中にいるっていう状況はどうしても神経がとがってしまうんですよね。それだけでストレスかかるし、私はもともとの性格が神経質で、なおかつ病気不安症持ちなので余計に気持ちがしんどい。

しかも今回夫は連日38~39℃近くまで発熱をしていたので、「これをもらったらたまったもんじゃない、私まで倒れるわけにはいかない!!!」というプレッシャーがヤバかった。

こういう精神的なストレスって免疫にとっては大敵です。なので以下のようなことを実践して、とにかく自分まで疲れをためて倒れないように気をつけました。

補中益気湯を飲む

補中益気湯は漢方薬の一種で、倦怠感を改善させたり胃腸の調子を整えたり、疲れが溜まっているなぁという時に効果を発揮するものです。

もともと数年前に調子が悪くて心療内科にかかっていたときに出会ったお薬なんですが、割と自分に合っているような気がするので家に常備していて、疲れが溜まってる時とか、ちょっとメンタルや自律神経やられてるな、という時にお湯で煎じて飲むようにしています。

即効性はないので、何日か煎じて飲み続けてたらじんわり効いてくる、って感じの薬なのですが、あったかい煎じ薬を飲んでるだけでちょっとホッとするんですよね。

補中益気湯は読んで字のごとく「気を補う」薬。免疫力の増進にも効果があるということで、心と体の気力を保つのに一役買ってもらいました。

できるだけ昼間もゆっくりする

看病を始めて1日、2日たったくらいの頃、「私まで倒れるわけにはいかない!」のプレッシャーが強すぎたのか、はたまた看病に気合いが入りすぎてたのか、頭がオーバーヒートして眠れなくなっちゃったんですね。神経質な自分の性格がまんまと祟ってしまうという(´Д` )

で、眠れない一夜を過ごしたことで「そんな風に肩肘はってたら逆によくない!」と気付きまして、次の日からはとにかく自分もゆっくり過ごしながら看病することにしました。仕事や家事も最低限のことだけ、もはや昼間は私も一緒にダラダラする、くらいの勢いで。

とにかく「看病」以外の優先順位を徹底的に下げることで、余計なエネルギーを使わないように気をつけました。

自分にご褒美を買って気力を保つ

上記のゆっくりする、とも被りますが、とにかく避けたかったのは自分まで疲れてしまうこと。

というわけで、値引きシールのついてない寿司や、特に割引もされてないハーゲンダッツを買ってきて、自分を奮い立たせてました。値引きシールがついてない、ってところがポイント。

でもこれだけで(私が)めちゃくちゃ元気出た。人間は寿司を食えば大抵のことはなんとかできるんだと実感した。

普段だったら定価では滅多にこういうの買わないんですけど。しかし家族がコロナ陽性、というのははっきり言って緊急事態です。

緊急事態下では普段やらないオペレーションをやっても致し方ないのです。節約とかそういうのは平常時にやればよろし。とにかく今はこの看病を乗り切るのが最優先事項!!!

と言い聞かせて寿司をほおばるmisoなのでした(うめぇうめぇ

あ、ちゃんとお寿司は夫の分も買ってきましたよ。病人なのでミニサイズの握り寿司にしましたが、連日おかゆやゼリーばっかり、ってのも飽きちゃうと思ったので。これが非常に喜ばれて、高熱ながらもかなり気分が向上したようです。やはり寿司は偉大だ。

とにかくいろいろと運が良かった

以上が、看病中に実践していたこと、気をつけていたことになります。とりあえず覚えている分だけですが。

こうやって書き出してみて改めて感じましたが、本当に今回は看病がしやすい条件がそろっていたと思います。ハッキリ言ってめちゃくちゃ運がよかったとしかいいようがない。たとえば、

  • 家の間取りが看病にめちゃくちゃ適していた(隔離も換気もしやすかった)
  • 私が基本在宅なので平日でも家にいる
  • しかもちょうど納期直後だったので仕事を抱えていなかった
  • 夫婦2人暮らしなので他人に移す心配もない
  • 近所にスーパーも薬局もあるので必要な物がすぐ買える

などなど。これが例えば会社勤めだったり、小さい子どもが居たりしたら絶対こんなにスムーズな看病は出来なかったと思う。逆にそういう状況の中で看病をせざるを得ない人には本当に頭が下がります・・・(´Д` )

結局38~39℃の高熱が下がるまでは約4日間。5日目以降は徐々に体調が回復して、今ではすっかり普通に会社に行けるまで回復しました。

実際に目の当たりにして思ったのが、新型コロナの症状ってマジでしつこいんだな、ってこと。誰やねんコロナはただの風邪とか言い出した奴。

だって39度近くの高熱が4日間も下がらないんですよ。一応ロキソニン飲んだらその時だけ下がるけど、薬が切れると同時に元の高温まで戻ってきちゃう。

しかも上下しながら徐々に下がる、とかじゃなくて、薬飲む前の温度にしっかり戻ってやがんの。それが4日も続いたときたら、「いつになったら治るんや・・・」とさすがに2人して心折れそうにになったわ。

※体温イメージ↓

まぁでもとにかく、結果的には重症化することもなく、大事には至らなくて本当によかったです。

一応分類上としては5類に引き下げられましたけど、それはあくまで人間の都合であって、別にそれに合わせてウイルスの脅威自体が弱まった訳じゃありませんからね。

「5類になったからコロナ終わったわー」なんてとんでもないです。そんな人間に都合よく合わせてくれるほど自然は甘ちゃんじゃねぇんだわ。

もちろんコロナ禍当初のような規制や外出自粛まではしなくてもいいと思いますが、だからといって「何も心配しなくていい」という訳ではないわけで。引き続き手洗いうがい、人混みでのマスクなどの基本的な対策は気をつけたほうがいいなと思いました。今回みたいにうっかりどこかからもらってきちゃう可能性がまだまだありますしね(´ω` )

以上、新型コロナ看病体験記でした。

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