とある新興宗教の勧誘を受けた話 -5

覚えておきたい出来事

これまで、私が受けた新興宗教の勧誘について4回に渡って綴ってきました。

起こった出来事としては前回までの記事ですべてなのですが、最後にこの件に関して私が感じたことを書いてシリーズを締めようと思います。

ネガティブ面:実害はなかったが、少し悲しかった

今回は勧誘を強要されたとか、攻撃的な態度をとられたとか、そういった実害は私にはありませんでした。

多少の時間拘束はされましたが、別に怒りがわいてくるわけでもなく、腹が立つわけでもなく(地雷は踏まれましたが)、そこまでペースを乱されることはありませんでした。

だからこそ、こうやってブログに書くときも割と軽いノリで、顔文字色文字をふんだんに使用したおちゃらけテイスト(・∀・)で書くことが出来たのですが・・・

ただ、実のところは少し悲しかったのです。

だって、ほんの一瞬ではありますが、私も勧誘員さんのことを「もしかしたらいい関係を築けるかな?」と思ったわけですから。

まぁ話しかけて来た人を信用するしないは私の勝手ですから、最初から勧誘のつもりで接触してきた彼女に「裏切られた」なんて思うのはお門違いなんですけど・・・

それでも、「ピアノを仕事にしているってすごいですね!一度聴いてみたいなぁ(^^)」という彼女の言葉を、私は信じたかったんです。

それに彼女は実際にライブに来てくれた。最初はかなり警戒していた私も、ここまでくれば信じてもいいかなって、一時は思ったんです。

でも現実はお読みいただいた通り。それが自分でも思った以上に悲しかったから、こうやって今ブログに書き綴って発散しているのです(´・ω・`)

なんなら、彼女だって悪意があって誘ってきてるわけじゃないですし。完全に心酔しちゃってるからこそ善意で勧めてきてるので、こちらとしてはとっても複雑な心境なんですよね。

ポジティブ面:自分のことは自分で決める、という意思をはっきり示せた

まぁ、上記の件は素直に悲しかったのですが、一方で前向きに捉えられることもあります(`・ω・´)

入信の勧めを受け流しながら、私は心の中で「自分の幸せは自分で決める」と自分にはっきり宣言していました。

これ、自分の人生をよりよくするためにはとっても大事なことなんですが、改めてちゃんと意識する機会って実はそんなにないんですよね。

ましてや、自分に責任を負うことってものすごく勇気がいることだから、ついつい他人の言うことや周りの環境に流されていっちゃう。

やりたいことがあっても「仕事が忙しいから仕方ない」とか、「あの人がこういってるからやめておこう」とか。その方がラクだから。

でも、そんな自分でいいのか?と疑問を持ち、いやそんなわけない!と決意し、私はこう生きるんだ!と宣言した時に、初めて本当の意味で自分の人生を始められるんだと思います。つまり、自分の行動や幸福に責任を持つ。

私自身もまだまだそんな境地には辿り着けていませんが、少なくとも今回の件で、「自分の幸せは自分で決める」という想いを改めて自分の中に確認することが出来ました。完全に不意打ちではあったけれども(・ω・)笑

もしやこの気持ちを確かめるために、今回の出来事を引き寄せたのかなーとさえ思ってしまいますが、まぁこの辺は神のみぞ知るということにしておきましょうか。宗教なだけに(・∀・)笑

まとめ

というわけで、私が遭遇した宗教勧誘について全5回にわたってお届けしました。

言ってしまえば単なる日記に過ぎないので最初は1記事でサクっと終わらせるつもりだったんですが、思いの外ボリューム満点のお話になってしまいました。

でも、この勧誘員姉妹の強烈なキャラクターをどうしても誰かに伝えかったんです・・・こんな面白い話詳細に書かないわけにはいかなかった(´д`)

今後はもうちょっと文章の要約力、編集力をアップさせることを目標にして、このシリーズは終わりたいと思います。

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