「原因と結果の法則」を読みました
Amazonほしい物リストから届いた「原因と結果の法則」。
送っていただいた方、改めましてありがとうございました!(・∀・)
先日読み終わりましたので、読んだ感想をざっと書いてみたいと思います。
「原因と結果の法則」とは?
「あなたの人生を作っているのはあなた自身である」。
初版の刊行から1世紀以上、未だに世界中で売れ続けている自己啓発書の原点が、スピリチュアル翻訳の第一人者、山川紘矢、亜希子夫妻の新訳で登場。
人は自分が思考するものになる。清らかな思考をもてば、当然の結果として喜びがやってくる。私たちの人生が従っている絶対的な法則、それが原因と結果の法則――カーネギーら、多くの自己啓発書作家に影響を与えた名著!
(裏表紙より)
「原因と結果の法則」は、1903年に刊行された、ジェームズ・アレンの「As a Man Thinketh」(人は思った通りの人間になる)の翻訳本です。
上の紹介文のとおり、100年以上も昔に発表された本でありながら、未だに世界中で読まれ続けているすごい本。
そんな評判を聞けば、どれだけ分厚くてイカツい本なのか・・・と実物を見る前は身構えていた私ですが、今回呼んだ新訳版は文庫本で100ページちょっと。厚さはわずか7mm程度しかなく、違う意味で拍子抜けしました(・ω・)笑
↑ほーらこのとおり
でも、さすがは世の自己啓発本の原点といいますか、たったそれだけの文章の中に、人生をよりよく好転させるためのエッセンスが沢山詰め込まれている本でした。シンプルイズベスト、を目の当たりにした感じ。
人生を作っているのは自分自身
「あなたの人生を作っているのはあなた自身である」
この本の伝えているメッセージはこれに尽きます。自分の現状や、今いる環境、受けている待遇、所有しているもの、していないもの、その他あらゆることのすべては、実は自分自身の思考によって引き寄せられ、形作られているものである、ということが繰り返し述べられています。
困難な状況に出くわした時、辛い環境に身を置いているとき、ついつい私たちは「なんで私がこんな目に・・・」と嘆き、「あいつが自分勝手だからだ」「あの人がこうしてくれないからだ」「私は学歴がないから仕方ないんだ」「病気だから仕方ないんだ」と、自分の周りのことに原因を求めがちです。
でも著者ジェームズ・アレンによると、実際にはそんな現実を作り出している原因は自分自身の思考。
あいつが悪い、環境が悪い、という「他責」、怠けたい、ズルしたいという「怠惰」、私はこうだから仕方ないという「諦め、開き直り」・・・そういう思考を無意識にでも持っていると、それに見合った現実が目の前に現れるのです。
逆に、いつも謙虚で、他人への思いやりを忘れず、自分の心の満足のために行動する人は、それに見合った豊かな現実を手に入れることが出来るそうです。
「自分には現状を変える力がある」と思わせてくれる
全ての現状の責任は自分にある、なんて言われると、あんなことやこんなことまで、全部自分のせいなのかよ・・・(´д`)と少しゲンナリしてしまいますよね。
でもそれは全くの間違いです。この本の本質はそこじゃないです(`・ω・´)
この本は別に、「自分に起こることは全部自分の責任なんだから、ストイックにならなきゃダメだぞ!!」と、自分を叱責するための本ではありません。
むしろ、「自分には現状を変えられる力がちゃんと備わっているんだから、自分の声に耳を傾けて、実直に人生を進んでいきなさい」という前向きなメッセージが込められた本だと感じました(´ω`)
気高い夢を持ちなさい。あなたは、あなたが夢見た人間になります。あなたのすばらしいビジョンは、あなたが未来に達成するものを示しています。あなたの理想は、あなたが未来に実現するものを予言しているのです。
p.84 第7章
思考が現実を作るというなら、いい思考、健全な精神を保っていれば、自分の理想とする現実は必ず叶えられる。
挫けそうな辛い出来事が降りかかったとしても、それは自分の超えるべき課題ということ。
それすらも学びに変えつつ進んで行けば、きっと結果は好転するよ。だから頑張って。
そんな力強いパワーで自分の背中を押されたような読後感でした。
現状を変えたい、もっと理想の生き方がしたい、という方にはぜひオススメ。特に後半からの文章たちには元気をたくさんもらえますよ(´ω`)
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