もくじ
傘を水平にして持ち歩くの、あなたが思ってるより危ないんですよ
今日言いたいことはこれに尽きる。
「傘を持ち運ぶときに、水平に横持ちするのはやめてくれ!!」
たまにいますよね。柄の部分じゃなくて、胴体部分をもって傘を地面と平行にして持ち歩いてる人。
あれ、後ろを歩いてる人間からしたらとてつもなく怖いのでやめてほしいんす。
昨日の夕方、目の前を歩く人の傘に顔を突かれそうになりました
これは昨日の私の経験。夕方から出かける用事があったのですが、ちょうど家を出て駅に着くまでの時間帯は雨が降っていました。
駅に到着し、改札に向かうため階段を上り始めた私の前には一人の男性の姿。
スーツ姿でビジネスバッグを持っていたのでおそらくサラリーマンでしょうか。
さっきまで使っていたであろうビニール傘をたたんでくるくる巻く動作をしながら私の前を歩いていました。
自然と私が男の人の後ろをついていく形になったのですが、突然私の目の前にとがった傘の先端が。
「!?」一瞬ビックリして何が起こったかわからなかったのですが、この男性、たたみ終わった傘を水平に持って、あろうことかブンブン腕を振って歩き始めたんです。(階段だから進むのに勢いが必要だったのかもしれないけど!)
このときはとっさに歩みを止めることができましたが、 少し反応が遅かったら確実に顔を突かれていたと思います。
男性、後ろで肝を冷やしている私のことには全く気付く気配もなく、結局そのまま文字通り大手を振って階段を上って去っていきました。
階段で前の人が傘を水平にしてたら、それはもう傘ではなく凶器。
今回は別にけがをしたとか、実害を被ったわけでもないので運がよかったんですが、正直めちゃくちゃ怖かったです。
近くを歩きすぎてたんじゃないの?という意見もあるかもしれませんが、男性までは階段5、6段は離れていたので、そんな忍者のようにピッタリ張り付いていたわけでもないです。
でも考えてみれば、傘はだいたい全長70~80cmあります。胴体部分を持ったとしても、そこから先端までは50cm以上残されているはず。
そして成人男性が腕を振って歩くとすれば、これもやはり50cmくらいは前後に振り幅があると考えられます。
つまり、傘を水平に持って腕を振って歩いている人は、後方1m強に向かって何度も槍突きをしてるのと同じなんですよ。そして後ろの人にしてみれば、たとえぶつからなくても眼前10cmや20cmの所にいきなり細くとがった鉄の棒を突き出されたら怖いに決まってます。
しかも階段だと、必然的に前を行く人よりも低いところを移動することになるわけなので、前の人の手の位置がちょうど後ろの人の胸~顔の位置にぴったり収まってしまうんです。なので前の人が気づかない限り、後ろの人は顔の位置に何度も何度も傘を突き出される羽目になる。
いや私別に槍よける訓練とかしてませんから。そこそこ強度のある先の尖った金属を顔に向かって何度も突き出してくるとか、もはやそれは凶器です。ただただ怖いんでやめてください。
実際に子供が怪我をする事故も起きている
「傘 横持ち」とか「傘 水平」とかで検索すると、けっこうたくさんヒットします。この行為に悩まされている人、実は多いんだなぁと感じます。
この記事なんかでは、子供が顔を突かれてケガををしてしまった実例を紹介しています。そうだよなぁ、子供にとっては、階段じゃなくても大人の手の位置がちょうど顔の位置にあたるもんなぁ。なおさら危険だ。。。辺りどころが悪ければ失明とかもありえますし。
けどこれだけ「怖い!」と思ってる人が多い割には、持っている本人は意外と危なさに気が付いていないのも現状か。まぁたかが持ち方、無意識に持っている人がほとんどなんだろうなぁ。
でもだからこそ、今まで特に気にしたことなかった人には気付いてほしい。実際怖い思いした私から言わせてもらいます。怖いからやめてください!
加害者になってからじゃ遅いから。
というわけで、今日は注意喚起の意味でもこの記事を書いてみました。
普段何気なく傘を横に持っている人は、ホントに危ないのでちょっと意識を変えてみてほしいなぁと思います。故意でなかったとはいえ、人をケガさせてしまってからじゃ遅いので。
特にラッシュ時の階段で横持ちなんぞされたりしたら、前に進めば顔を突かれる、でも後ろから人が押してくるので進まなくちゃいけない、っていう板挟みにあってたまったもんじゃないです。何卒よろしくお願いいたします。
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