記事を書いたはいいけれど
昨日書いたこの記事なんですが。
なんかしっくりこない(´・ω・`)
書いてる内容はいいんですが、書き方がしっくりこない。
いや実はね、この記事はあることを意識して、いつもとは違ったスタイルを試してみた記事なんですが、なんか今読んでも「いい記事書けた!!」って気がしない(´・ω・`)
その意識したあることというのは、「あなたは○○なんです」というように、二人称を主語にしてやんわりと断定的に書く、ということ。
「やんわり断定口調」は私にとってはイマイチ
こういう文体はお医者さんとかカウンセラーさんとか、専門的な知識で人を助ける職業の方が書く文章に多いんですけど、優しく諭すような口調が特徴です。
結論はタイトル通りです。それは「あなたが今までにたくさん傷ついてきたから」です。
(中略)
あなたはもうこれ以上傷つきたくないから、いつからか周りと自分をずーっと見張るようになったんだと思います。
(引用:あなたが自意識過剰なのは今までにたくさん傷ついてきたから|ますかけにっき。)
断定口調のメリットは、なんといっても説得力が増すこと。
普段の私はどちらかというと、自分の考えたことをつらつらと書き続けるのが得意なので、どうしても「私は~と思う」という文になりがちで、そこが少しネックでもありました。
別にそれがダメってわけじゃないんだろうけど、もうちょっと読み手に響くような、力のある文章が書きたい!
何より、過去に私がうつで辛かった時、カウンセラーさんたちのそういう文章で救われた経験があるから、私もそんな文章を書けるようになって誰かの力になりたい!
そんな時、「この文体を真似すれば、高圧的でなく、かつ説得力のある文章が書けるようになるんじゃないか?」と考えて、試してみたくなったのです。
でも、書き上げた結果は、なんかイマイチ(´・ω・`)
いや、読み手からしたらどうなのかはわからないですけどね。
書き手の満足度と読み手の評価は必ずしも連動しない、というのは一旦置いといて、書き手であるの私の満足度はぶっちゃけそんなに高いものではありませんでした。
やんわり断定の違和感の理由
じゃあ何がそんなに不満なのか?って考えてみたんですけど、ざっくりいうと
なんか上から目線で嫌(^ω^)
おそらく私の個人的な性格も多いに影響しているんでしょうが、「あなたは○○なんですよ~だから××なんですよ~」って言われると、たしかに。と一応納得はするんですけど、心のどこかで「大きなお世話じゃ!(゜д゜)」と小さな反抗心持っちゃうんですよww
人って基本的に、自分で決めた選択や自分で気付いたことを正しいと思いたがる生き物なので、第三者から指摘されたことってなんとなく癪で、たとえ第三者の方が筋が通っていたとしても、 ちょっと受け入れにくかったりするんですよね。(心理学に興味がある人は「認知的不協和」でググってみよう)
でも、何故かお医者さんとかだとこういう言い方をしても割と許されるんです。それは聞き手に「その人は専門家だから」という意識があるから。
自分なんかより明らかに知識を持ってるし、権威があるとわかっているので、素直に従おうって思うんですよね(心理学に興味がある人は「権威への服従」でググってみよう)
つまり、ちょっとややこしいですが、私は現時点では自分のことを特に博識な専門家だとも思ってないので、そんな人間が他人のことを○○なんですね、って決めつけようとする姿勢が自分で気持ち悪いと思った、というお話になります(・ω・)
ただ自分のことを淡々と書けばいいと気づいた
さて、この実験を経て、この気持ち悪さをどう解消するか?というアプローチについてパッと考えられるのは、
①自分は専門家だ、自分は堂々と喋って良い人間だと思うようにする(要は知識と自信をつける)
②諭すような口調をやめて、読み手自身で気づきを得られるような文章を書く
なんですが、①は結構自分にとってはハードル高い笑
ので、基本的には②の方法をとることにします。つまり、いつも通りに書く、ということ。結局ここに戻ってくるっていうね(・ω・)
今この文章を書きながら、そういえば普段もそうだなーと思ったことがあって、友達とご飯食べてるときとかも、自分に起こったことをただ淡々と垂れ流している方が、相手は興味持って聞いてくれるんですよ。
「私はこんな経験をしてねー、その時私はこう思ったんだよー」ってただ取り留めもなく自分のことをだらだら喋っている方が、「へーなるほどねー」とかって聞き手は勝手に何かを感じて受け取ってくれるんですよね。そうだそうだ、今思い出しました←
これって以前に書いたこの記事にも通じる部分がありますね。うん、ほんとに今思い出しました←
というわけで結論。私は何も考えず、これからもただいつも通りに書きます(・ω・)
しいて言うならこのブログの理想は、「私の個人的な体験が、どこかのだれかのヒントになる」ってところでしょうかね。そんな場所に育てていけるようこれからも頑張ります。
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