前回、とうとうカジイチゴが休眠期間を終えて活動を始めたことを記事にしました。
ずっと水に挿して育ててきたカジイチゴですが、春になってちょっぴり根っこが生えてきたのです。
水から土に植え替えるタイミングをいつにしようかしばし考えていたのですが、「根っこが生えている部分を暗くする(土の中と同じ状態にする)とよく根が伸びる」との情報を目にしたので、予定より早めに植え替えをしてみました。
鉢上げ、2度目の正直。
こちらが鉢上げした時の様子。右の方に根っこがぴょろっと出ているのがお分かりになるでしょうか(゜ω゜)
じつはずいぶん前にも土への植え替えは試みていたことがあります。
これはまだ名前がわからず、クリスマスローズだと勘違いしていたころののお話ですね(・∀・)わはは
(久しぶりにこの記事読んで、「こいつこんなデカかったのかよ」とビックリしました笑)
ちょうど休眠期に入る直前で、わんさか新しい葉っぱが生えてきていたので、このときも安定して自立できるようにバーミキュライトに植え替えたんです。
しかしその直後から急に成長をやめてしまったもんだから、時期尚早だったか?(´・ω・`)と再び水だけに戻したのが1月の半ば。
何度も植え替えたり葉っぱを剪定したりとコロコロ環境を変えてしまっていたので、負担をかけて枯らしてしまったらどうしよう、と気を揉んだものです
しかしこの後にカジイチゴだということが判明し、成長をやめた理由もただ冬がきて休眠期に入っただけ、ということが分かって安堵しました(´ω`)
再度登場、バーミキュライト
そんなこんなで無事に冬を越してくれたカジイチゴちゃん。
ふたたび水から引き揚げて、バーミキュライトにいざ植え替え。
(あ、カジイチゴちゃんほんとは2本あったんですが、1本は完全に茶色く干からびてしまったので植え替えたのはこの1本だけです。)
ちなみになぜバーミキュライトを使ったかというと、水挿しで育てた植物をいきなり肥料や有機物が入った土に植え替えると、根っこが対応しきれずに枯れてしまうことが多いんだそうな(´・ω・`)
どういうことかというと、水挿しの時にでる根っこは、実は吸水力がそんなにない。周りに水が十分にあるのでわざわざ自分から頑張って吸水する必要がないから。いわば好きな時に飲み放題の環境なので甘やかされて育っているということ。
そんなお坊ちゃまをいきなり自給自足のサバイバル地帯に放り込んだら適応できずに死んじゃいますよね(´・ω・`)笑
しかも、今まで吸ってきたのは水だけなので、そこにいきなり肥料を与えられたところで養分を吸収する力もない。
というわけで、最初は土の中から必要な水や養分を取り入れるトレーニング期間として、余計な養分や雑菌が入っていないバーミキュライトのような土を使うのがいいんだそうな。
そんで、根が十分に発達してきたタイミングで、改めて養分の入った園芸用の土に植え替える。
なかなか手間がかかるように思えますが、これも生き物を育てる醍醐味というもの・・・(´ω`)
ちなみに今回参考にさせていただいた情報はこちら。2つ目はハーブショップさんの講座ですが、挿し木の原則としては一緒だと思います。
植え替えてから5日。すくすく成長中
さて、そんなわけでこちらが昨日のカジイチゴです。
一番上についていた蕾が3か月越しに開きました。
蕾の段階からなぜか花びらが茶色くなってはいたのですが、開花には問題なかった様子。いまのところ植え替えてからも問題なく、すくすくと育っております。
さらに花の下にも新たに3つ、小さい蕾を確認。
冬の間に止まってしまった何かを取り戻すかのように、爆速で成長しております。極端な子だなぁ(´・ω・`)
根っこがどうなっているのかは今はもう確認できませんが、また1ヶ月くらいしたら植え替え第2段階に入ってみようかな。
というわけで、今回のレポートはこのくらいで。覚醒したカジイチゴの成長に乞うご期待。
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