「話しやすい」「相談しやすい」とよく言われる私が心がけている、人の話を聞くときのポイント3つ

趣味・生活

「話しやすい」「聞き上手」と言われる私がやっていること

私はよく友人や家族から、「悩みを話しやすい」「相談しやすい」「話をちゃんと聞いてくれる」と言ってもらえます。ありがたやありがたや(´人`)

で、確かに自分でも、話すことよりも圧倒的に聞く方が得意だし好きだと思ってるんですけど、一体自分の何が「話しやすい」と思ってもらえる雰囲気を作っているのかな、とちょっと考えてみました。

1.頭ごなしに否定しない

以前ある友人に、「私のどういうところが話しやすいって思ってくれてるの?」って単刀直入に聞いたことがありまして、その時に返ってきたのが「最初から否定せずに、ちゃんと受け止めてくれるから」という返答でした。

たしかに、自分が何かで悩んでいるときに人に相談したとして、「は?何言ってんの?」とか、「そんなことで悩んでんの?」なんて言われたら結構ダメージでかいですよね(´д`)

人は、「この人は受け入れてくれる気がする」という気持ちがあって、初めて何かを話したくなる物です。

特に「悩み」なんてものはデリケートなものだし、真面目に考えこんでしまう人ほど「こんなことで悩んでるなんて、私が変なのかな・・・私が間違ってるのかな・・・」と、悩んでいること自体に対しても不安を抱えています。

そういう人に対して「そんなことで悩むなんて考えすぎだよ!」「気にしすぎだよ!」というのは逆効果。なので基本的にそういうことは言わないようにしています。そもそも気にしない、が出来ないから悩んでるわけだし。

聞く側にとってはそんな小さいことで、と思うようなことでも、話す側にとってはそれで悩んで苦しんでいるのは事実なんです。だから聞き手側の主観でその悩みを大きい、小さい、とジャッジするのはやっちゃいけないよね、というのは心がけてます(´ω`)

2.相づちで「理解」を示す

初っ端からの否定はしませんが、かといって肯定もしません。これはカウンセリングの教科書なんかでも出てくる傾聴術の基本でもあるんですが。

代わりに何をするかっていうと、ひたすら「わかる」を伝えることをやってます。

たとえば、「こないだ○○さんにこんなこと言われてさ~、イラっとしたんだよね~」という話を聞いたときに、「うわーそれは確かに○○さんヒドイね!」という返しではなく、

「あ〜〜わかるわ〜〜それわかるわ〜〜」とか、「なるほどねーーー」とか「はーーーうんうん、あるよねそういうこと。わかるわかる。」

など、とにかく「わかる」を連発してます。

別にボキャブラリーが貧相だからこうなっちゃってるわけじゃない(と信じたい)

これは何をしているかというと、話し手の言葉を「あの人がヒドかった」「私が辛かった」の2つに分解して、後者の方にフォーカスして話を聞いてるんです。

私はここで、聞き手も一緒になって○○さんヒドイね!とイライラの原因を叩いてしまうのはちょっと違うと思ってて(´・ω・`)

時と場合にもよりますけど、ここで必要なのはストレス要因への攻撃ではなく、辛かったその人の癒しなんですよね。そこで一緒になってギャンギャンストレス要員を叩いたところで、その怒りはまた更なるイライラを呼び寄せちゃうだけ。

だから「私が辛かった」の部分だけを取り扱おうと思ったら、「わかるわーーー」で「あなたの言うことは私はちゃんと理解してますよ!」のメッセージを送るのが一番なんですよね。

この「あなたの言ってることは理解できますよ」というメッセージが伝わってくれれば、相手はかなり安心してお話を続けてくれます。そして話しているうちに勝手にスッキリしてくれることも多いですw

もちろんそのために「この人のことを理解しよう」という聞く側の気持ちがあることが大前提ですけどね(・∀・)

3.目線を合わせる

「目を合わせる」ではなく、「目線を合わせる」なのがポイント。むしろジッと見つめられたら逆に怖いじゃないっすか。

つまり顔の高さを同じくらいにもっていくということですね。

これは私がレストランで演奏の合間にお客さんと喋るときに自然とやってることなんですけど、お客さんは座ってるのに自分はテーブル横で立って見下ろす感じで喋るのが、なんとなく居心地悪くて(´・ω・`)笑

なので、いつも立ってるコチラ側はちょっと中腰くらいにかがんでお話を聞いてます。その方がちゃんと会話のキャッチボールしてる感が出るんです。

他にも、子供にしゃべりかけられたときはしゃがんで目線を同じにしたり。顔が上にある、下にある、どっちを向いてる、といった物理的な要素は話しやすさにかなり影響してくると思ってるので、何か話を聞きだしたい、相手が何を言ってるかよく聞きたい、という時は「あなたと私は対等ですよ」と思ってもらえるような姿勢や空気づくりを心がけてます。

おわりに

というわけで、自分が人の話を聞くときによくやってるなぁ、ということを挙げてみました。

1.頭ごなしに否定しない
2.相づちで「理解」を示す
3.目線を合わせる

これ、自分ではもう無意識にやってるので何ら特別なことではないと思ってたんですが、人に指摘されて初めて「あっ、これは自分の強みなんだな」ということに気付きました。

こういう「無意識の強み」を自認するって結構大事ですよね(´ω`)こういったことをちゃんと体系立てて自分の強みです!って言えるようになれば、もっとその能力を鍛えることが出来る気がする。これからちょっと意識してみよう。

というわけで、聞き上手になりたい!という方の参考になれば幸いです~

コメント

タイトルとURLをコピーしました