高学歴が会社を辞めることは「もったいない」のか

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1週間ほど前から書こう書こうと思って放置していたテーマを。

ちょうど昨日就活が(表向きには)解禁されたということで、期せずしてよいタイミングを得られたということにしておこう(´ω`)笑

高学歴は専業主婦しちゃいけないの?

きっかけはある方のブログ。顔も知らない赤の他人だけど、その人が書いた記事にとても共感を覚えました。

その記事のタイトルは、

『京大出て専業主婦なんてもったいない』という人は、じゃあわたしが何をすれば許してくれるのか

というもの。

このタイトルだけでピンとくる人は多いんじゃないかと。かなりバズったようなので。

残念ながら現在はブログが削除されているので、リンクが貼れないのが残念(´・ω・`)

元記事がすでになくなってしまっているので私の記憶を頼りにした記述しかできないんですけど、たしか京大卒である筆者様(ブログを削除されているのであえて名前は出しません)がある女性にタイトルの通り言葉を浴びせられ、高学歴でありながら専業主婦をしていることを一方的に批判され、強い違和感を覚えた、という内容だったと思う。

というか、そもそも「もったいない」って何なのさ

このとき筆者様が書かれていたのが「もったいないという感覚がわからない」というもの。

自分は在学中に夫と話し合って専業主婦になることを決めた。自分が選んで自分で決めた今の生き方をなぜ他人にとやかく言われなければならないのか。

主婦業だって立派な仕事なのに、高学歴というだけでなぜ批判されなければならないのか、という主旨だったと思う。

この部分についてはホント、「まさにそのとおり!」と言いたい。はげどうですよ。激しく同意!(゜д゜)

実は私も同様の「もったいない」という言葉は今までの人生で結構掛けられてきたし、その度に強い違和感を覚えていたので、ここでこの記事を書いた女性にとても親近感を抱きました。

批判してくるのは決まって「自分の母親世代の女性」

私も京都大学ほどではないけれど、難関国立としてカテゴライズされることの多い神戸大学の卒業生なので、周りの人たちからは高学歴の人として認識されてます。

そしてそこそこ規模の大きい会社のSEとして正社員の職を得たのち、現在はそれを全て投げ出してピアニストという生き方を選んでいる。お金が厳しくなった時はピアノに関係ない仕事や派遣のバイトだってやる。

先のブログの筆者様を批判した人や、その記事を叩いていた層の人から見れば私も相当に「もったいない」ことをしている人間なんでしょうね(・ω・)

実際私がピアニストになった経緯を話すと、全員ではないけれど、結構な数の人が「もったいない」という言葉をかけてくる。しかも決まって自分より年上の、もっというと自分の母親世代に近い40〜50代くらいの女性。(この点も先の記事の筆者様と同じww)

20~30代の私と同世代や、その上の世代でも男性だと「好きなことのために頑張ってるんだねー!いいねー!」と言ってくれる人が多いのに、女性となるとその比率がガクンと落ちるのは何故なんだろう(・ω・)

「正社員」なんて単なる雇用形態の名称にすぎない

まぁこういう私も、親族に自営業者は一人もおらず、生粋のサラリーマン家庭で育ったので、大学3〜4回生のころは例に漏れず黒いスーツを着て就活に励んでいたし、学校を出たら正社員として会社に勤めることが一人前の大人として当然のことだと思っていました。

なので「もったいない」という人の気持ちも全く理解できないわけじゃないけど。

でも自分が実際に正社員として働いてみたら、正社員という立場が世間で言われているほどメリットがあるとも言えないこと、ましてや身を粉にしてしがみついてまで守り抜かなければいけないステータスでもないということに気付いてしまいました。

というか「正社員」って単なる雇用形態の一つの名称やん!(゜д゜)

フリーランスだろうがアルバイトだろうが、それはあくまで「働き方のスタイル」の話やん!

「正社員であること」自体に本質的な価値があるわけじゃないと思うし、雇用形態で職業の優劣が決まるものではない。ましてや人の優劣が決まるものではない!

私の場合は、「自分は音楽で仕事をしたい」という気持ちに気付くことが出来たので、悩みぬいた末に正社員という立場を捨てた。

収入は激減したし、上手く仕事にありつけず辛い思いをすることも多いけど、私は今のスタイルでいる自分の方が以前より自分を好きでいられている。

「もったいない」とはよく言われるけど、今の私からすればやりたいことがあるにも関わらず、生活費のためだとか親が世間体がだとかに縛られて悶々とした気持ちで20代を過ごすことのほうが、よっぽど時間がもったいないと思う。人生がもったいないと思う。

お金を稼ぐ手段はたくさんあるけど、時間を取り戻す手段は存在しないのだから。

体裁を守る?それとも自分の時間を守る?

自分が持っている「時間」というかけがえのないものを、いかに自分の好きなコト・好きな人に費やせるかが、最終的に人生の幸福度を上げるのに重要なカギになると、フリーの身となった今は思うのです。

正社員としてバリバリ働くのが楽しくて仕方がない!という人はいいけど、カタチにしがみついて本質的なものを見失って、心と体をすり減らしてしまう人が今の世の中は多い気がするので、こんな考え方もあるよって意味でちょっと書いてみました(´・ω・`)

結局どんな学歴だってどんな職業だって、自分がコレ!と決めて、それをやっている自分が好きで誇りを持てているものなら何だっていいんじゃないかな。

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