「当たりすぎてコワイ」と巷で爆発的な人気を誇るしいたけ占い。
そのしいたけさんが先日興味深いツイートをされていました。
「どんなに嫌なことを言われても、人は自分の人生について口出ししてきた人の言葉を守ろうとしてしまう側面がある」
だからネガティブな呪いの言葉を受けた人って、人生を賭けて自分がダメなことを証明しようとしてしまうこともある。
本当、全部受け止めるやさしさと責任感の強い人が多い。
— しいたけ. (@shiitake7919) August 24, 2017
これ、自分めちゃくちゃ心当たりがあったので、思わず引用ツイート。
「だからネガティブな呪いの言葉を受けた人って、人生を賭けて自分がダメなことを証明しようとしてしまうこともある。」
これずーっとやってるなぁ…「仕事は出来るけどなんかヤな奴」という攻撃をずっと握りしめて、自分で人生壊しに行ってる感すごいもん最近。早く断ち切らないと本当にマズイ https://t.co/E7gzlKNxpv
— カナミ(miso)@音楽アカ (@miso35_piano) August 24, 2017
一体どういうことなのか。詳しく見ていきましょう。
自己評価の低い人は自分を傷つけることで復讐をする
先のしいたけさんのつぶやき、
だからネガティブな呪いの言葉を受けた人って、人生を賭けて自分がダメなことを証明しようとしてしまうこともある。
その言葉の意味するところは、こちらのブログで詳しくまとめられています(・ω・)↓
ネガティブな人格攻撃を受けたら https://t.co/g2YAZXQTtX
自己評価が低い人って、気が合わない人からの呪いをきちんと受け止め過ぎてきた、やさしくて責任感が強い人が多い。
— しいたけ. (@shiitake7919) August 24, 2017
このブログから、さらに抜粋してみましょう。
女性で「可愛げがない」と言われることがあります。僕はこれを呪いの言葉だと思っていて、「あの子、仕事はできるけど可愛げがないよね」って言われたり、そういう目で見られることって日本社会でたくさんあると思うんです。同調社会だから。
(中略)
ちょっとぶっ飛んだひとつの結論を言いたいのですが、僕は自己評価が低い人って、なんらかの
「合わない人や嫌いな人、そして生理的に受け付けない人からの呪いの言葉に引っかかっている可能性がある」
と思っています。
たとえば上の獅子座の「可愛げがない」って、それを言った方にとっては「軽い冗談」だったつもりでも、言われた方はすごい大きな痛手になったりする場合があります。もうひとつだけ嫌な言葉をついでに書き連ねると、「あなた、そんなことやってたら将来ダメになるよ」とかですね。
多分そういうネガティブな、自分のことをわかってもない人から言われたことでダメージを負った人って多分もう全員だと思うのです。
呪いの怖いところって、「そんなこと言う人のことは放っておけ」ってならない場合があるのです。
たとえば、本人にとっても「そんなことを言う人の言葉は無視して、自分なりに可愛げを目指す」とかですね、そういうことをやる方が合理的ってわかってるけど、それやっちゃうと、それを言い放った人への復讐にはならない。
「じゃあ私に可愛げがないとか、そんなことやってたら将来ダメになるとか、お前がどれほどの言葉で私にダメージを与えたのかわからせてやるよ」
って、一生懸命自分の人生を賭けて、自分をダメにしていくことが復讐行為の一環としてあります。
まとめると、「自己評価が低い人は、相手から傷つく言葉を言われてしまった時に、自分を更に痛めつけることによって復讐をしようとする傾向がある」ということです。もちろん、無意識にですけど。
misoの経験を使って解説します
個人的にものすごーく心あたりがあるので、私の経験を交えて噛み砕いて説明します。
昔とあるバイト先で、何かにつけていちゃもんを付けてくるパートのおばちゃんが居ました。私に学歴があって何でもそつなくこなしてしまうことが気に食わなかったのか、
「女は勉強ばかり出来てもダメなのよ」
「misoさん、もっと目上の人との接し方を学んだ方がいいわよ。教科書には書いてないことかもしれないけどね。」
「いくら仕事や勉強ができたって、人の気持ちを考えない人はダメになるのよ」
などなど、やたらと仕事・勉強というワードを絡めて突っかかってきました。
別にこのオバハン一人だけのことなら適当にヘイヘイっと返事してスルーなんですが、私自身が昔からなんとなく「自分は勉強しか取り柄がない」というネガティブな自己評価を自分に下していたため、表情には出さずとも内心は結構堪えていたんですね。
すると、心には深い傷が残ります。「仕事は出来ても人格的にはダメ」という烙印のような傷が。めちゃくちゃ辛いです。心の中は怒りと悔しさと悲しみでいっぱいです。自信もなくします。
この痛み、絶対に忘れてなるものか・・・!!(゜д゜#)
そう固く決意した心の私は、そこから自分に痛みや怒りを刻み始めます。刻まないと忘れちゃうからね。というか、なんなら相手はもう忘れちゃってるからね。自分だけでも覚えておかなくては。
こんなにっ!こんなにっ!私はっ!辛い思いをしたんだ!!こんな酷い仕打ち、絶対忘れるな・・・!!(グサッグサッ ←自分を刺す音
みたいなかんじ。この恨み、忘れてなるものか・・・!としっかり心に体に刻み付けながら、「お前のせいで私は自信を無くして、挙句こんなになっちまったんだ!!どうしてくれるぅぅううぅぅ!!!(T血T#)」っと叫ぶんです。お前がどれだけ私にヒドイ言葉を投げつけたか、わからせてやる・・・!!ってことです。
怒りが相手じゃなくて自分に向くのが自己評価の低い人のデフォルト
なんでそこで相手じゃなくて自分を攻撃するのさ?(゜д゜)と不思議に思う方もいると思います。でも、自己評価が低い人って、何でもかんでもとにかく「自分が悪い」って自動的に思っちゃうんですね。あらゆるエネルギーが自分に向くようにプログラミングされている、とでも言いますか。
それに、「他人を傷つけるくらいなら自分を傷つけた方がマシ」というのが基本思考。たとえそれがめちゃくちゃ嫌いでヤな奴だったとしても、その人を傷つけるなんて酷いことはできない。てかそんな酷いことしたらアイツらと一緒だし・・・(´・ω・`)という思考もあるとかないとか
更に、言った方は言った方で私がどれだけダメージを受けたかなんてちっとも気づいてないし、なんならそんなこと言ったことすら忘れてます。だから、反撃のしようもない。怒りだけが私の中に残る。
だから、ひたすら自分を壊しながら、「こんな風になったのはお前のせいだ!!」と一人で泣き続ける。こうでもしなきゃもう自分の中の怒りや悲しみをどう発散していいのかわからないんですね(´・ω・`)
でもこのカラクリに気付かないまま自分を壊し続けると、次第にエスカレートしていき、下手したら人生棒に振るようなことまでやらかしかねません。書きながら思ったんですけど、これアレに似てますね。「別れるって言うなら死ぬ!!!!(TдT)」っていうメンヘラ彼氏・彼女のアレ。余りにダメージが酷い人だったらコレほんとにやりかねませんから・・・(´д`)
まとめ
というわけで、今回は「自己評価の低い人が、ネガティブな言葉を真に受けて自分のダメさを証明しようとしてしまうカラクリ」について書いてみました。
というか、基本的に自己評価の低い人がなぜ自己評価が低い人間になるに至ったかって、我慢して押さえつけてきた感情がたくさんたくさんあるんですよ。自分の本心を出しちゃいけないものだと遠まわしに教え込まれてきたから、それが自己否定に繋がるし、自信のなさにもつながる。
このカラクリ、抜け出すには簡単に言うと「自愛」という方向にもってく必要があるんですが、いきなりそこに行くにはハードル高いので、まず「知る・気づく」ことがとても大事だと思います。なんか人生上手くいかないなー、人から攻撃されてるなー、って人は知らぬ間にここに嵌ってることが多いような気がします(私も含め)
ハッ(゜д゜)私、無意識に自分を傷つけている・・・?
↑まずはこれ。これがないと次に進みようがないので、ここまで読んで何か心に引っかかった人は一度じっくり自分の心と向き合ってみるのがよいかと思います(・∀・)
よろしければこちらも(・∀・)
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