自分の心と向き合い続けていると、「親も一人の人間だったんだなぁ」と思えるようになった

毒親・過干渉

心にあるのは、子供だった私から見た母の姿

先日、いい子症候群と買い物についての記事を書きました。

いい子症候群についての考察。~とにかく安い物しか買えない~
いい子症候群の買い物に関する考察 いい子症候群に陥った人のひとつの特徴として、「自分の欲しいものがわからない」「自分の好きなものがわからない」というものがあります。 子供の頃から親の顔色をうかがって、親が喜ぶような振る舞いをすることが当...

私が「お金をあまり使わないいい子であらねば」という縛りにいまだに苦しめられていて、それは「欲しがらない子供であれば親がほめてくれた」という所に一因があるのでは、という内容だったんですが。

こうやって書いているとですね、自分の母がすーーーごいドケチで、めーーーっちゃ安い物しか買わない安っぽい人間のような書き方になっちゃって、それはそれでもやもやするんですよね(´・ω・`)

なんか、お母さんのことに文句言ってばっかりのような・・・

過干渉に関する記事は、毎度そんな罪悪感と戦いながらの執筆。

(この罪悪感すらも、「お母さんのことを悪く言うなんて、自分はなんて悪い子なんだ!」といういい子症候群の特徴らしいんですが、そうなるともう自分でも自分の気持ちが何がなんやらわかりませんです←)

でも最近、「かつて子供だった私には、母がそう見えた」ということなんだろうなということに気が付きました。

私の中で母の見え方が変わってきた?

今27歳になって、自分の心の中の確執と向き合っていく中で、少しずつ母親のことを客観視できるようになってきました。「あー、この人は、こういう人なんだなー」みたいな。

そうすると、「あれ?お母さん昔からこんなんだったっけ???」みたいなことに出くわすことがちょくちょく増えてきたんですよね。

もちろん基本は一緒なんですが、そんな簡単にチラシで宣伝されてた高級化粧品買う人だったっけ?とか、昔ほど口出ししてこなくなったけど、こんなんだったっけ?みたいな。

私がカウンセリングなどを経てうまく心の距離をとれるようになったからなのか、母自身が変わったのか、はたまたその両方なのかわかりませんが、なんとなーく、少しずつ見え方が変わってきているのを感じます。

子育てが不安だったんだろうなぁ

でも、この見え方の変化のカギは「不安と変化」なのかな、と今のところ考えています。誰のかというと、お母さんの。

私は第一子の長女だったんですけど、初めての子育てということで、おそらく母はめちゃくちゃ不安だったんだろうなと思います。私は現時点で結婚はまだですが、今から子供産んで子育てしろ!って言われたらちゃんと育てられるか不安でたまりませんもん (´・ω・`)

で、私はその不安を子供ながらに感じ取って「何とかしてあげなくちゃ!」って思ったのかもしれません。

そしてそんな母親を助ける手段として取ることができたのが、親の顔色をうかがいながら、親が喜ぶようにふるまう、ということだったんでしょう。

子供も成長するけど、親だって成長する

私の記憶の中にある母の姿は、とにかく「大変そう」というものでした。決して怒ったりせず、とてもやさしい母でしたが、いつも仕事と家庭の両立に忙しそうで、「言葉や態度には出さないけどなんとなく無理してるオーラ」がありました。そしてそれを敏感に感じ取ってしまうHSPの私・・・

なんともあちゃー (´д`) な組み合わせだなぁ・・・そんな風に自分を見て思います。笑

でもよく考えれば、母が必至で子育てしていた時期から数えれば、もう20年以上の月日が流れているわけなんですよね。

20年もたてばいろんなことを経験しますし、その中で成長や変化もしていきますよね。実際、当時と比べれば多少のことでも動じなくなった、と母自身から聞いたことがあります。

まぁ確かに、仮に25歳の新米ママと45歳のベテラン主婦を比べたら、明らかに経験値が違いすぎる。そりゃあ肝っ玉だって据わるよなぁ(´д`)

親もひとりの人間だったんだなぁ

そんなわけで、私自身も年を重ねるにつれてどんどん変化しているけど、母も同じように変化していってるんだなぁ、ということに気付き、なんというか、「母親もひとりの人間だったんだなぁ」という気持ちが芽生えました。

というわけで、私が過干渉関係の記事で親のことを書いているときは、あくまで「私の心の中に見えている母の姿」という前提で読んでいただけると助かります。

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実際のところどうなのか、というのは私には確かめようがないし、読んだ人になんてひどい親だ!と思われるのも私自身が辛いので (´д`;) なんともフクザツな心境・・・

ただ、この「親も一人の人間」と思えるのは、AC脱出としてはとても良い傾向だそうですので、ひとまずばんざーい∩(・∀・) ∩

・・・と思ったら、やっぱり一筋縄ではいかなかった

[2017/12/23 追記] 今回の記事、あらかじめ前日(12/22)に用意しておいた文章の予約投稿なんですが、実はその22日の晩、つまり下書きを書いた直後に思わぬことから母と大バトルを繰り広げてしまいました・・・_(:з」∠)_ゴフゥ

ばんざーい∩(・∀・) ∩なんて書いた直後だったのに・・・!!

その直後のツイート↓

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やっぱり一筋縄ではいかなかった。うぬぬ。

ちょっとダメージでかいので、バトルのことは傷が癒えてから整理しようと思います・・・_(:з」∠)_ちーん

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