人の脳みそはどんな時でも、ラクな選択をしたがる。
ここで言うラクっていうのは、簡単な作業をするとかそういうのじゃなくて、今までと変わらないことをやり続ける、現状維持をしたがる、ということ。
頑張る方がラクだから頑張りすぎちゃう
「頑張りすぎ」と言われるような人によくありがちなのだけど、その人にとっては「頑張る」ほうがラクだからそっちにいっちゃうんだ。
人に弱みを見せるくらいなら。
ダメな自分に直面するくらいなら。
自分の至らなさを見ずに済むなら。
そういう「見たくない自分の姿」を見なくて済むのなら、どんなに大変なことでも「頑張る」ほうがラクだと思っちゃう。
そんなことを続けてると、最終的には潰れちゃう。でも潰れた後もまだ言ってる。「自分はもっと頑張らなくちゃダメなのに」って。
ちがうちがう。頑張らなくちゃダメなんじゃなくて、自分はダメで、人に頼ることもしたくないと思ってるから、頑張るに逃げてるんだよ。
あー、自分ってこんなにダメなヤツなんだなーっていうのを感じたくないから、頑張り続ける方がラクなんだよ。
人に頼るのはダメなことという思い込み
ちなみにこの罠によく陥ってるのは、
・「一人でちゃんとできる」ことを褒められてきた人
・「手がかからなくて助かる」と言われ続けてきた人
が多い気がする。
そこから、「一人で出来る=いいこと」逆に「人に頼ること=悪いこと」「人に心配をかけること=悪いこと」といった価値観が生まれる。成長過程で上手くそれが緩まればいいのだけど、運悪く外すきっかけを得られなかった人は、それにずっと縛られてしまうのだ。大人になっても。
ループから抜け出すたった一つの方法
そんな現状を変えるには「今まで当然だったことと逆のことをやってみる」のが一番効くらしい。
つまり、今まで頑張ってきた人は「頑張らない」を実践してみる。具体的には、今まで一人で大丈夫!って踏ん張ってきた人は、人に「助けてほしいんだよね」って打ち明けてみる。
え、ムリ(´д`)
まぁそう思うのも当然です。だって「今まで当然だったことと逆のこと」って、言い換えれば「めちゃくちゃやりたくないこと」だから。
今まで頑張って頑張って、人に心配をかけることに罪悪感を持ってて、何でも自分で何とかしなくちゃって思ってきた人にとって、「大丈夫じゃない」って他人に打ち明けるのは死んでもやりたくないレベルのこと。というか多分そんなのするくらいなら死ぬよって本気で思ってる節もあるしね。
私もまだまだ怖いけど、勇気をだして飛び出してみよう
でも、どこかで何かを変えなければ、ずっとこのまま。脅すわけじゃないけど、現状は勝手には変わってくれない。何かを変えようと思ったら、自分のマインドや行動を変えないと。
で、マインドをいきなり変えようとするよりは、「とりあえずやってみる」「とりあえず言ってみる」という行動部分を変える方がとっかかりやすい。だから「今まで当然だったことと逆のことをやってみる」のが一番効くんだって。
今までイラっとするとすぐにそれを表に出してきてしまった人は、一度ぐっとこらえてみる。
何かあった時、自分が我慢すればいいとずっとこらえてきた人は、一度思いっきり他人に当たってみる。
何でもかんでも人に聞いて頼って、やってもらってばかりだったひとは、何か一つでもいいから自分の力でやり遂げてみる。
逆に今までどんなことがあっても「大丈夫です!平気です!」と言い続けてきた人は、「大丈夫じゃないので助けてくれませんか」って言ってみる勇気を持つ。
あーこわいよーーーこわいよーーーー(´;ω;`)
っと、私もまだまだ怖がってビクビクしている一人なのは変わりません。。。
でも、それが本当の意味で自分のためになることなんですよね。怖いけど、勇気を出して動いてみよう。
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