自分の家系や家紋の話を聞くと、想像以上に面白くてタメになった話。

覚えておきたい出来事

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自分の家系について親族に尋ねてみた

皆さんは、自分の家の家系図ってみたことありますか?

家系図とまでは言わなくても、血縁についてきちんと親から教えてもらったことありますか?

 

私はなかったです(`・ω・´)キリッ←

 

ない、というより、尋ねたことはあるけど親もよく知らなかった、という感じだったかも。

でもこの週末に実家に帰った時、たまたま私と母、叔母(母の姉)、祖母(母の母)の4人が珍しくそろってお茶できる機会があったので、母方の親族についていろいろ聞いてきました。

うちの親族は話に聞いてるだけで北は仙台から南は長崎まで散り散りになっているので、叔父や叔母やイトコといった比較的近い間柄の親族でさえ子供の頃に会ったきりの人がほとんど(もちろん記憶もなし)。

これから会う機会があるのかどうかもわからないけど、自分ももう26だし、親も祖父母もどんどん年老いていくので、こういう機会にでも聞いておいた方がいいかなーと思ったのです。

衝撃の事実。カナダに親戚がいる!?

話を聞いてみると、え!(゜д゜)と結構ビックリするような情報がいくつも。

血縁でこんな人がいる、という情報ももちろん面白かったですが、おばあちゃんや叔母の若いころの話は、とても貴重で興味深いものでした。たとえば、

おばあちゃんは5歳の時に肉親と生き別れてしまい、いくつかの親戚の家を転々とするリアルおしん状態だった

とか、

おじいちゃんは兄弟の中でも超しっかり者だったせいで、兄の代わりに家の一切合切を継がされそうになり、それが嫌で家を飛び出したらしい

とか、

実は遠い親戚にカナダ人の人がいて、叔母はよく交流していた

とか。

 

カナダ人???(゜д゜)

 

ここでいきなり外国の話が出てくるなんて思いもしなかった・・・しかも「多分カナダの血ちょっと入ってると思うで!!」とか言われて驚愕(゜д゜)

でもよくよく聞いてみたら(私から見て)祖父の姉の旦那さんの弟の孫がカナダ人と日本人のハーフ、とのことでした。遠っww

もはやほとんど他人ですわそれ(´д`)

↓つまりこういうことだってばよ

というわけで、別に私にカナダ人の血が流れてるわけではありませんでした(・ω・)

ただ、うちは純日本人の家系だ!と今までは何の根拠もなく思っていたので、いやはや意外というか。

でもよく考えてみたらもっともっと上の血筋をたどっていったらどっかで外国の血が入ってても全く不思議じゃないよねぇ。笑

他にも会ったこともないハトコが結構たくさんいるんだなーとか、自分の知らないところに自分とゆかりのある人が存在するという話はなんだか不思議な感覚でした。

家紋も見せていただきました

せっかくなので、両親のそれぞれの家紋も教えてもらいました。ちゃんとこういうの、代々伝わって残ってるのね・・・!ちょっと感動。

父方の家紋:丸に三つ柏

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柏の葉は神様へのお供え物をのせるのに使われるので、この紋は神職に関係のある家に多いそうです。

うちの家がそうだったかはわかりませんが、でも普段から父方の祖父に会うと、お寺の仏さん(仏様)にご挨拶に行くとか、神さん(神様)に会いに行くとか、そういうワードが普通に出てくるし、私もそれに何の違和感も持ったことがありませんでした。

別にアヤシイ新興宗教に依存してるとかではなく、どっちかというと共存してる感じ。日常に溶け込んでる感じなのです(・∀・)

私はこれが普通だと思っていたけど、周りからしたらこれは結構「信心深い」というレベルに入るのかしら・・・?比較対象がないからわかんないけども。田舎っていうのもあるしなぁ。

という所からみると、先祖が神職というのはあながち間違いではないのかも・・・笑

母方の家紋:五三桐

「ごさんのきり」と読みます。

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桐は菊と並んで皇室と関係が深いモチーフで、天皇家や有力な武家しか使用が許されない時代もあったとか。

現在も首相官邸の紋章には桐紋が使われています(葉の枚数が微妙に違いますが)

そしてあの豊臣秀吉の家紋でもあるらしい。

 

思いもよらず、由緒あるお家柄だということが判明してしまいました(・∀・)

 

そういえば話聞いてる時も、お侍さんの家がーとか、滋賀にがーとかいうワードがちらちら出てきました。

 

城・・・???(゜д゜)

 

え、城もってたん・・・?それガチのやつちゃうん・・・?

こちらのサイトによると、桐の紋章は織田家から豊臣家に伝わっており、対して徳川家にゆかりのある家は葵(あおい)の紋章を使用、とあるので、うちは織田・豊臣側についた武家だったのかな・・・?なんてね。

家紋は必ずしも子孫にだけ継がせるものではないらしいのでこれだけでは詳しい家の由来はわからないんですが、今ちょうど真田丸で取り上げられてる時代と重なるので色々想像が膨らみます。歴史のロマンを感じます(´д`*)ハスハス

「いつか聞こう」じゃなくて、今聞く方が絶対いい

そんな感じで、女4人集まって、あれやこれやと議論したり古い品を引っ張りだして見あったりするのはかなり楽しい時間でした。

ここ数年でこれからの自分の生き方についてよく考えるようになったせいか、自分のルーツを知りたいという思いも大きくなっていたので、今回こういう話が聞けたことは意義のあることでした。

そしてそれ以上によかったと思ったことは、おじいちゃん、おばあちゃんの若いころの話を少しでも聞けたこと。

私にとっては、祖父母は初めから「おじいちゃん」「おばあちゃん」でしかなかったけれど、その二人にも若い頃があって、色んな人生のストーリーがあって今日まで生きてきたんだということを実感。(よく考えたら当たり前なんだけど、あんまり意識することってないのよね・・・)

残念ながらおじいちゃんはもう寝たきりの状態で会話をすることもできないし、当然おばあちゃんも自分が子供の頃と比べたら大分年老いてしまってるから、これから先もいつまでも、ということは絶対にありえないし、仕方ないことだけどリミットまでの時間は確実に短くなっていってる。

だから今のうちに、聞けることは聞いて記録しておかないと!という謎の使命感も後押しして今回話を聞くに至ったのでありますが、誰と誰が兄弟で、という情報だけでなく、そういう所まで思いを馳せられるようになったのが今回一番よかったことかな。

何よりおばあちゃん、おじいちゃんの話するときめちゃくちゃ嬉しそうなんですよ・・・!!(´д`*)

歳はとっても、言葉が話せなくなっても、やっぱりおばあちゃんにとってはいつまでも旦那さんだし、支えあってきた大切な人なんだなぁとしみじみしました。

いつかくるその時は避けることはできないけど、こうやって私たち若い世代が記録や記憶を受けついでいくことも、おじいちゃんの生きた証になるのかな、と思うと何とも言えない感情でいっぱいになります。でも話聞けてよかった。うん。

(お母さんが「こんなのもあるよー!」ってどこからか引っ張りだしてきたICレコーダーから、今後もう聴けることはないであろうおじいちゃんの肉声が流れた時はちょっと泣きそうになった)

そんな感じでちょっぴりしんみりして終わりそうですが、家族のお話、ちょっとだけでも聞いてみるのオススメします。ちょうどもうすぐお正月ですし。普段会わない人たちに色々聞いてみたら、意外な発見があるかもしれませんよ。


【2017.7.12追記】私は神職と武家の血筋を継いでる、という先ほどの話を仮定すると、この記事がより面白くなるかも。結構スピリチュアルなお話ですが。

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